Vcl.Forms.TApplication.ActionUpdateDelay

• 親: TApplication

Delphi

property ActionUpdateDelay: Integer read FActionUpdateDelay write FActionUpdateDelay default 0;

C++

__property int ActionUpdateDelay = {read=FActionUpdateDelay, write=FActionUpdateDelay, default=0};

プロパティ

種類	可視性	ソース	ユニット	親
property	public	Vcl.Forms.pas Vcl.Forms.hpp	Vcl.Forms	TApplication

説明

DoActionIdle の呼び出しを遅延させます。

ActionUpdateDelay を使用して，DoActionIdle の呼び出しを遅延させます。このプロパティが役立つ例を次に示します。

1. メインフォーム，MDI 子ウィンドウ，および TAction クラスからなる MDI プロジェクトを作成します。
2. TAction OnUpdate イベントをメソッドにリンクします。
3. プログラムを実行し，MDI 子ウィンドウを最大化します。

Windows タスクマネージャを開くと，この MDI アプリケーションの CPU 使用率がほぼ 100% になっていることがわかります。ただし，Application.ActionUpdateDelay を 0 以外の値に設定すると，アプリケーションの CPU 使用率は 100% から大幅に低下します。

関連項目

• ウィザードを使った VCL フォーム MDI アプリケーションを構築する