System.JITEnable
Delphi
JITEnable: Byte platform = 0; { 1 to call UnhandledExceptionFilter if the exception
C++
extern DELPHI_PACKAGE Byte JITEnable;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
variable | public | System.pas System.hpp |
System | System |
説明
ジャストインタイムデバッガがいつ呼び出されるかを制御します。
JITEnable 変数を使用すると,どの種類の例外がジャストインタイムデバッガを呼び出すかを示すことができます。JITEnable は,Windows で動作するアプリケーションでのみ効果があります。
JITEnable が 0(デフォルト)ならば,すべての例外がアプリケーションの例外処理メカニズムを使って処理されます。ジャストインタイムデバッガは,アプリケーションに例外捕捉メカニズムが提供されていない場合にのみ呼び出されます。Forms ユニットを含むどのアプリケーションも,Delphi ユニットの initialization 部と finalization 部を除くすべてで(Application オブジェクトを通じて)例外処理を提供するので,ジャストインタイムデバッガを呼び出すことはありません。
JITEnable が 1 ならば,ネイティブでない例外(ほかの製品でコンパイルしたコードによって生成される例外)が,ジャストインタイムデバッガを呼び出します。ネイティブな例外はアプリケーションの例外捕捉メカニズムで処理されます。
JITEnable が 1 より大きい場合は,すべての例外がジャストインタイムデバッガを呼び出します。
メモ: IDE をインストールすると,IDE がジャストインタイムデバッガとして登録されます。デバッガを備えるほかのツールをインストールすると,それらが自動的に登録されて,IDE の登録がオーバーライドされる場合があります。