Data.SqlExpr.TSQLConnection.Params
Delphi
property Params: TStrings read FParams write SetParams;
C++
__property System::Classes::TStrings* Params = {read=FParams, write=SetParams};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | Data.SqlExpr.pas Data.SqlExpr.hpp |
Data.SqlExpr | TSQLConnection |
説明
接続パラメータのリストを保持します。
Params は、接続パラメータのリストを含む TStrings オブジェクトです。文字列リストの各エントリは次の形式になっています。
Name=Value
Name
はパラメータ名、Value
はその値です。名前の付いた接続構成(ConnectionName プロパティ)を使用している場合、各パラメータの値は ConnectName
を設定したときに dbxconnections.ini ファイルから読み込まれます。
設計時には、[オブジェクト インスペクタ]で Params プロパティをダブルクリックすると表示される文字列リスト エディタを使用して、パラメータ値を設定することができます。新しい値を設定すると、ConnectionName を設定したときに読み込まれた値はオーバーライドされます。ただし、実行時に LoadParamsFromIniFile または LoadParamsOnConnect を使用して接続構成を読み込む場合は例外です。
表示される具体的なパラメータはデータベース サーバーによって異なります。Params プロパティは、DriverName プロパティを設定したときに、各パラメータに対する文字列を含むよう初期化されます。特別なパラメータ Database
はどのサーバーでも必要です。その値は、使用しているサーバーによって異なります。たとえば、InterBase の場合、Database
は .gdb ファイルの名前ですが、MySQL の場合には、CREATE DATABASE
コマンドで割り当てられたデータベース名になります。
その他の主なパラメータには、HostName
(サーバーが置かれているマシンの名前または IP アドレス)や、TransIsolation
(データベースの他のユーザーが行った変更からトランザクションをどれだけ分離するかのレベル)があります。
もう 1 つ、SQLite データベース接続で役立つパラメータに、FailIfMissing
があります。FailIfMissing
を True に設定すると、データベースが存在しない場合にはデータベース接続が失敗します。逆に FailIfMissing
を False に設定すると、データベースが存在しない場合には作成されます。
SQLite データベースの ColumnMetaDataSupported 接続プロパティは、sqlite3 ライブラリのコンパイル時に C プリプロセッサ シンボル SQLITE_ENABLE_COLUMN_METADATA が定義されていたかどうかを表します。このプロパティはデフォルトで、Windows の場合には True、MacOS の場合には False になっています。