FMX.Memo.TMemo
Delphi
TMemo = class(TCustomMemo)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TMemo : public TCustomMemo
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | FMX.Memo.pas FMX.Memo.hpp |
FMX.Memo | FMX.Memo |
説明
TMemo は、複数行テキスト編集コントロール(テキストをスクロールできるもの)です。
TMemo を使用して、標準の複数行編集コントロールをフォーム上に配置することができます。複数行編集ボックスでは、1 行を超えるテキストを入力することができます。大量のテキストを表すのに適しています。
メモ コントロール内のテキストは、全体をまとめて編集することも、1 行ずつ編集することもできます。
メモ コントロール内のテキストの特性は、たとえば Font、FontColor、CharCase などを使って変更することができます。
メモ コントロールに対する変更を制限するには、ReadOnly、Enabled、MaxLength などのプロパティを使用します。
TMemo にフォーカスがない場合、ユーザーがテキストを選択していたとしても、選択箇所を示す長方形は描画されません。テキストが選択されているかどうかは、SelText プロパティを使って確認できます。
メモ: コントロール内の行数が、そのコントロールに現在表示できる行数より大きかった場合、スクロール バーを使用して、コントロール内のテキストをスクロールさせることができます。Windows では、スクロール バーはデフォルトで表示されます。しかしながら、OS X では、スクロール バーはデフォルトでは、表示されません。OS X では、スクロール バーは、マウス ホイールを使用してテキストをスクロールしようとしたときに現れます。スクロール バーを強制的にデフォルトで表示させるには、オブジェクト インスペクタで、メモ コントロールを選択し、AutoHide を
False
に設定します。関連項目
- FMX.Memo.TMemo.AutoHide
- FMX.Memo.TCustomMemo.Font
- FMX.Controls.TControl.Enabled
- FMX.Memo.TCustomMemo.FontColor
- FMX.Memo.TMemo.CharCase
- FMX.Memo.TMemo.ReadOnly
- FMX.Memo.TMemo.MaxLength