FireDAC.Stan.Option.TFDFetchOptions.RecsMax
Delphi
property RecsMax: Integer read GetRecsMax write SetRecsMax
C++
__property int RecsMax = {read=GetRecsMax, write=SetRecsMax, stored=IsRMS, default=-1};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | FireDAC.Stan.Option.pas FireDAC.Stan.Option.hpp |
FireDAC.Stan.Option | TFDFetchOptions |
説明
取得するレコードの最大数を制御します。
RecsMax を使用して、1 つの結果セットから取得するレコードの数を制限することができます。既に準備の済んだデータセットの RecsMax を変更するには、アプリケーションで Disconnect メソッドを先に呼び出す必要があります。
FireDAC から返されるのは最初の RecsMax 件のレコードだけで、残りのレコードは破棄されます。-1 という値は制限がないことを意味します。Mode=fmExactRecsMax
と組み合わせて使用すると、結果セットのレコード数が RecsMax と等しくない場合に FireDAC で例外が発生します。RecsSkip プロパティと RecsMax プロパティを組み合わせると、結果セットのページングを実装することができます。これは Web アプリケーションで有益です。また、アプリケーションで LIMIT エスケープ関数を使用することもできます。両方が指定された場合に優先度が高いのは LIMIT です。
DBMS によっては、RecsMax および RecsSkip が、サーバー側で結果セットを制限する SELECT 文の句(TOP、LIMIT など)に変換される場合があります。DBMS でそのような句がサポートされていない場合には、クライアント側で制限がかけられます。
デフォルト値は -1 です。