FMX.Filter.Effects.TMagnifyTransitionEffect
Delphi
TMagnifyTransitionEffect = class(TImageFXEffect)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TMagnifyTransitionEffect : public TImageFXEffect
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
class | public | FMX.Filter.Effects.pas FMX.Filter.Effects.hpp |
FMX.Filter.Effects | FMX.Filter.Effects |
説明
TMagnifyTransitionEffect は、スムーズ拡大効果を使って表示オブジェクトのテクスチャと別のテクスチャの間で遷移を行わせる効果を作成するためのクラスです。
詳細は、「TImageFXEffect」および「FireMonkey の画像効果」を参照してください。
この遷移は、効果が適用されるオブジェクトのテクスチャと、Target プロパティで指定されたビットマップの間で行われます。Target が指定されない場合、TMagnifyTransitionEffect では、効果が適用されるオブジェクトのテクスチャを遷移の 2 番目のテクスチャとして使用します。TMagnifyTransitionEffect では、オブジェクトのテクスチャに対してスムーズ拡大効果を適用し、遷移先の画像(Target 値)を拡大後の領域の中央に挿入します。また、遷移先の画像(Target 値)は効果の適用時に変形されます。拡大後の領域の中心は Center で指定されます。
2 つのテクスチャ間の遷移の進行度は、Progress プロパティを使って変更することができます。
以下の表は、フォームに配置された下記の 2 つの異なる画像(TImage オブジェクトを使用)に対して TMagnifyTransitionEffect 効果を適用した結果を示しています。
- 透明な背景の .png 画像
- 透明な領域のない .png 画像
これら 2 つの画像は、元のテクスチャと遷移先(Target 値)として使用されます。
円領域の Center は画像の中央に設定されます。Progress プロパティに使用されている値はデフォルト値です(Progress=30%)。
効果を適用しない場合(元の画像) | Target を指定しない場合 | Target を指定した場合 |
---|---|---|
関連項目
- FMX.Effects.TEffect
- FireMonkey の画像効果
- FMX.Filter.Effects.TSmoothMagnifyEffect
- FMX.Filter.Effects.TMagnifyEffect