System.Delete
Delphi
procedure Delete(var S: String; Index: Integer; Count: Integer);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure | public | System.pas | System | System |
説明
文字列から部分文字列を削除するか、動的配列から要素範囲を削除します。
S
は、文字列型または動的配列型の変数です。Index
および Count
は、整数型の表現です。
Delete は、S
型によって若干ふるまいが変わります。
文字列型
Delete は、S[Index]
から始まる Count
文字分の部分文字列を、文字列から削除します。
Index
が文字列の長さより大きいか 1 より小さい場合、文字は削除されません。
Count
が、文字列で残りの文字数(Index
からカウント)を超える文字が指定した場合、Delete は残りの文字列を削除します。Count
の値が 0 以下の場合、文字は削除されません。
メモ: 文字列では、ゼロから始まる文字列が有効な場合でも、Delete は 1 から始まるインデックスを使用します。
動的配列型
Delete は、S[Index]
から数えて、Count
分の要素範囲を配列から削除します。
Index
が配列の長さ以上、もしくは 0 以下の場合、要素は削除されません。
Count
が、残り(Index
からカウント)を超える要素が指定した場合、Delete は配列の残りの部分を削除します。 Count
の値が 0 以下の場合、要素は削除されません。
動的配列の例
var
A: array of integer;
begin
...
A:=[1,2,3,4];
Delete(A,1,2); //A will become [1,4]
...
end;