アプリケーションでジェスチャを使用する

提供: RAD Studio
移動先: 案内検索

ジェスチャ コンポーネントを使用するアプリケーションの作成方法 への移動


アプリケーションにジェスチャ機能を追加する

  1. フォーム デザイナで、ジェスチャ機能を使用する(複数)コンポーネントを追加します。
    パネルやパネル グループなど、サイズの大きいコンポーネントがジェスチャ機能に向いています。
  2. デスクトップ プラットフォームでは、GestureManager をプロジェクトに追加します。必要に応じて名前を変更し、ジェスチャ マネージャを割り当てます。
    メモ: モバイル プラットフォームでは、デフォルトでジェスチャが有効です。
    1. [ツール パレット]で、GestureManager([Gestures]カテゴリ)を見つけ、ダブルクリックします。
      GMIcon2.png
      Vcl.Touch.GestureMgr.TGestureManager または FMX.Types.TCustomTouchManager.GestureManager があります。
      GestureManager を割り当ててください」というメッセージが[Gestures]フィールドに表示された場合、対象のコントロールでジェスチャは有効ではありません。
      これにより GestureManager がプロジェクトに追加され、GestureManager1 などデフォルト名が付けられます。
    2. GestureManager のデフォルト名を変更する場合は、[オブジェクト インスペクタ]の GestureManager に対する名前フィールドに名前を入力します。デフォルトの名前は、GestureManager<n> です。
    3. ジェスチャを利用する各コンポーネントに対して、次のとおり、GestureManager を割り当てます
      1. GestureManager を選択します(フォーム デザイナ、または[オブジェクト インスペクタ]のコンポーネント ドロップダウン リスト)。
        GestureManager を割り当ててください」というメッセージが表示されている場合、[GestureManager]フィールドの @@wikiImage@@Image:ProjectOptionsDownArrow2.jpg
        をクリックして既存のジェスチャ マネージャを表示します。]]
      2. [オブジェクト インスペクタ][GestureManager]プロパティに対する入力フィールド([Touch]ノードの配下)で、下向き矢印(ProjectOptionsDownArrow2.jpg)をクリックします。これにより、[GestureManager]フィールドに利用可能なジェスチャ マネージャのリストが表示されます。
      3. 利用可能なジェスチャ マネージャのリストからジェスチャ マネージャを選択します。
        GMList.png
    4. ジェスチャ機能を使用するコンポーネントをフォーム デザイナで選択し、[オブジェクト インスペクタ][Touch]ノードを展開します。[GestureManager]のフィールドに、このコンポーネントで使用する GestureManager に割り当てた名前が表示されていることを確認してください。
  3. デスクトップ プラットフォームとモバイル プラットフォーム両方の場合:
    1. [オブジェクト インスペクタ]で、コントロールの[Touch|Gestures]フィールドから有効にする具体的なジェスチャ(複数可)を選択します。
    2. 対象コントロールで有効にする各ジェスチャの OnGesture イベント ハンドラ(手続き)を実装して、適切な EventInfo.GestureId を処理します。
      イベント ハンドラの例については、「FireMonkey でのジェスチャ」の「OnGesture イベント ハンドラを実装する」セクションを参照してください。

関連項目

プラットフォーム固有の情報

コード例

サンプル