ウィザード クラスの作成

提供: RAD Studio
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ウィザードは、ウィザード クラスが実装するインターフェイスによって、4 種類に分類されます。 次の表に、この 4 種類のウィザードを示します:

4 種類のウィザード

インターフェイス 説明

IOTAFormWizard

主に、ユニット、フォーム、その他のファイルを新規作成します。

IOTAMenuWizard

自動的に[ヘルプ]メニューに追加されます。

IOTAProjectWizard

主に、アプリケーションやその他のプロジェクトを新規作成します。

IOTAWizard

他の種類に分類されないさまざまなウィザードです。


この 4 種類のウィザードの違いは、ユーザーがウィザードを起動する方法だけです。

  • メニュー ウィザードは IDE の[ヘルプ]メニューに追加されます。 ユーザーがメニュー項目を選択すると、IDE はウィザードの Execute 関数を呼び出します。 プレーン ウィザードの方が柔軟性はずっと高いため、通常、メニュー ウィザードを使用するのはプロトタイプやデバッグの時だけです。
  • フォーム ウィザードとプロジェクト ウィザードは、オブジェクト リポジトリに登録されるため、リポジトリ ウィザードと呼ばれます。 ユーザーはこれらのウィザードを[新規作成]ダイアログ ボックスから呼び出します。 これらのウィザードは、[オブジェクト リポジトリ]([ツール|リポジトリ...]メニュー項目を選択)でも確認できます。 [新規フォーム]チェック ボックスをオンにするとフォーム ウィザードが作成され、ユーザーが[ファイル|新規作成|フォーム]メニュー項目を選択したときにそのフォーム ウィザードを呼び出すよう、IDE に指示することができます。 [メイン フォーム]チェック ボックスをオンにすることもできます。 この場合、フォーム ウィザードを新規アプリケーションのデフォルト フォームとして使うよう、IDE に指示することができます。 [新規プロジェクト]チェック ボックスをオンにすると、プロジェクト ウィザードを作成できます。 ユーザーが[ファイル|新規作成|アプリケーション]を選択すると、IDE は選択されたプロジェクト ウィザードを呼び出します。
  • 4 種類目のウィザードは、他の種類に分類されないものです。 このプレーン ウィザードは、自動的または独自に何かを行うことはありません。 ウィザードをどう呼び出すかは、自分で定義する必要があります。

Tools API では、ウィザードに対して、プロジェクト ウィザードはプロジェクトを作成しなければならないなどの制約をまったく設けていません。 フォームを作成するプロジェクト ウィザードやプロジェクトを作成するフォーム ウィザードも問題なく作成できます(本当にそれが必要であれば)。

トピック

関連項目