コンポーネントの作成

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開発者が設計時に扱うプログラム要素のほとんどはコンポーネントです。コンポーネントを作成するには,既存のクラスから新しいクラスを派生させます。新しいコンポーネントを作成するには,以下の方法があります。

次の表に,各種コンポーネントの作成時に派生元として使用するクラスについてまとめます。

コンポーネントの派生元 :



種類 派生元となるオブジェクト型

既存のコンポーネントの変更

TButtonTListBox などの既存のコンポーネントか,TCustomListBox などの抽象コンポーネントクラス

ウィンドウコントロールの作成

TWinControl

グラフィックコントロールの作成

TGraphicControl

コントロールのサブクラスの作成

Windows コントロール

非ビジュアルコンポーネントの作成

TComponent



また,TRegIniFileTFont など,コンポーネントではないクラスを派生させることもできますが,そうしたクラスはフォームの中では操作できません。

関連項目