データベースエディタ

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データベース関連のダイアログ ボックス への移動

このダイアログボックスでは,データベースへの接続を設定します。

項目 説明

名前

データベース名を指定します。この名前によって,アプリケーションのコード内からデータベースコンポーネントを参照します。

エリアス名

データベースの BDE エリアスを指定します。データベースエリアスは,ドロップダウンリストから選択します。このリストには,現在 BDE に登録されているエリアスがすべて含まれます。BDE エリアスとして登録されているデータベースに接続したくない場合は,かわりに Driver プロパティを設定できます。BDE エリアスではドライバの種類が暗黙に決定されるので,Alias プロパティを設定すると Driver プロパティはクリアされます。

ドライバ名

データベースコンポーネントによって表されるデータベースの種類を指定します。ドロップダウンリストから,STANDARD,ORACLE,SYBASE,または INTERBASE といったドライバの種類を選択します。データベースサーバーが BDE に登録されたエリアスを持っている場合,かわりに[エリアス]を設定できます。[ドライバ]を設定すると,[エリアス]プロパティは自動的にクリアされ,データベースエリアスでの暗黙のドライバの種類との潜在的な競合が回避されます。

パラメータの変更

データベースに接続するときのすべてのログインパラメータ値を指定します。個々のパラメータはデータベースの種類によって異なります。すべてのパラメータのリストおよびそのデフォルト値を取得するには,[デフォルト]ボタンをクリックします。その後で,デフォルト値を目的の値に変更できます。

デフォルト

[パラメータの変更]がドライバの種類のデフォルト値に設定されます。

クリア

すべてのパラメータの変更をクリアします。

ログインプロンプトを出す

ユーザーがデータベースに接続すると,ログインダイアログが自動的に表示されます。[ログインプロンプトを出す]コントロールのチェックをはずすと,ログインダイアログは自動的に表示されません。ほとんどのデータベースサーバー(ファイルベースの STANDARD タイプを除く)では,データベースへの接続時にパスワードが必要です。そのようなサーバーで自動ログインプロンプトが省略されている場合,アプリケーションは何か別の方法でユーザー名およびパスワードを供給する必要があります。それには,ハードコードされたパラメータのオーバーライド,またはこれらのパラメータの値を設定する OnLogin イベントハンドラを供給します。

アクティブでなくなった接続の維持

データセットが現在開かれていなくても,アプリケーションがデータベースへの接続を維持するように指定します。リモートデータベースサーバーへの接続,データセットを開いたり閉じたりすることが多いアプリケーションの接続の場合は,[アクティブでなくなった接続の維持]をチェックします。これにより,ネットワークトラフィックが軽減され,アプリケーションが高速化し,接続を再確立するたびにサーバーにログインする必要がなくなります。[アクティブでなくなった接続の維持]のチェックをはずした場合,開いているデータセットがないときは,データベース接続が解除されます。接続が解除されると,接続に割り当てられていたシステムリソースが解放されますが,後でそのデータベースを使用するデータセットを開く場合は,接続を再確立および初期化する必要があります。