データ コントロールの利用

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データ コントロールの使い方:インデックス への移動


[ツール パレット]の[Data Controls]カテゴリには、データベース レコード内のフィールドのデータを表し、データセットで可能な場合は、そのデータの編集やデータベースへの変更内容のポストをユーザー側で行えるようにする一連のデータ対応コントロールが用意されています。 データベース アプリケーションのフォームにデータ コントロールを配置することで、データベース アプリケーションのユーザー インターフェイス(UI)を作成して、情報をユーザーに表示したりユーザーから情報にアクセスできるようにすることができます。

ユーザー インターフェイスに追加するデータ対応コントロールは、次のようないくつかの要素によって決まります。

  • 表示するデータの種類。プレーン テキストの表示と編集を目的とするコントロール、書式付きテキストを扱うコントロール、グラフィックスやマルチメディア要素を扱うコントロールなどの中から選択できます。さまざまな種類の情報を表示するコントロールについては、「単一レコードの表示」で説明しています。
  • 情報の整理方法。画面に単一のレコードの情報を表示することもできますし、グリッドを使って複数のレコードの情報をリスト表示することもできます。「データの整理方法の選択」では、可能な方法のいくつかを説明しています。
  • コントロールにデータを提供するデータセットの種類。基となるデータセットの制限事項を反映するコントロールを使用することができます。たとえば、単方向データセットの場合は、一度に 1 つのレコードしか提供できないので、グリッドは使用することはないでしょう。
  • ユーザーによるデータセット レコードのナビゲーションやデータの追加または編集を可能にするかどうか(可能にする場合はその方法)。ナビゲーションや編集を行うための独自のコントロールやメカニズムを追加してもよいし、データ ナビゲータなどの組み込みコントロールを使用してもよいでしょう。


インターフェイスに追加するデータ応コントロールにかかわらず、一定の共通機能を利用できます。これらについては、「データ コントロールに共通した機能の使用」で説明しています。

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