パブリックシンボル symbol がライブラリモジュール module1 と module2 の両方に定義されている

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同義のコマンドライン オプション: -wdup または -wdpl -wdup はデフォルトで表示され、-wdpl はデフォルトで表示されません。この警告は、2 つの別個のライブラリ内に重複したシンボルがある場合に表示されます。 -wdup と -wdpl の扱いには注意が必要です。-wdup は、重複パブリックに関する警告のマスター コントロールと考えることができます。警告が無効にされた場合、重複パブリックに関する警告は出力されません。-wdpl は、ライブラリ モジュールからリンクされている重複パブリックに対して警告を出力するかどうかを制御します。-wdpl を無効にし、-wdup を有効にした場合、リンカ コマンドライン上の OBJ ファイルからの重複パブリックに関する警告だけが出力されます。-wdpl と -wdup の両方を有効にした場合、リンカは、LIB ファイルからリンクされているモジュール内の重複パブリックをフラグ付けします。


現在、デフォルトで無効になっている警告は -wdpl だけです。したがって、コマンドラインで警告オプションを指定しない場合、次の指定を行ったのと同じことになります。

-w+exp -w+rty -w+dup -w-dpl -w+nou -w+srd -w+dee -w+dli -w+snf