プッシュ通知を有効にする RAD サーバー エンジンの構成
RAD サーバー プッシュ通知 への移動
RAD サーバー エンジン（EMS サーバー）は、最初にRAD サーバー環境を構成した際に、デフォルト パラメータで設定されます。
RAD サーバー エンジンの設定は、EMSServer.ini ファイルを編集して変更できます。
RAD サーバー エンジンを有効にして、RAD サーバー プッシュ通知メッセージを登録されたデバイスに送信するには、RAD サーバー エンジンのデフォルト設定を変更する必要があります。
メモ: また、OpenSSL ライブラリを、RAD サーバー エンジン（EMS サーバー）が稼働するシステムにインストールする必要があります。詳細については、「RAD サーバー エンジンの要件」を参照してください。
FireBase クラウド メッセージング（FCM）の設定
RAD サーバー エンジン（EMS サーバー）を有効にして、FireBase クラウド メッセージ サービスや Google クラウド メッセージ サービスへ、通知メッセージをプッシュするには、FireBase メッセージのセクションのデフォルト設定を変更する必要があります。EMSServer.ini ファイルで、[Server.Push.GCM] セクションに移動します：
- APIKey： Google クラウド メッセージ（GCM）からの API キー値
[Server.Push.GCM] ;# This section is for FireBase and Google Cloud Messaging (FCM / GCM) settings. ;# These settings are needed to send push notifications to an Android device ApiKey=AIzaSy8ErRetMFL3gMm-c4McopUXyU51e6p51i0s ;# Set your server key ApiURL= ;# Set send message to REST API URL ;# See the default value here.
Apple プッシュ通知（APN）の設定
RAD サーバー エンジン（EMS サーバー）を有効にして、プッシュ通知メッセージを Apple プッシュ通知サービスに送信するには、Apple プッシュ通知セクションのデフォルト設定を変更する必要があります。EMSServer.ini ファイルで、[Server.Push.APNS] セクションに移動します：
- CertificateFileName： システムにダウンロードされた .p12 証明書へのパス
- CertificateFilePassword： .p12 証明書のパスワード。パスワードの必要がない場合、ここは空にしておきます。
- ProductionEnvironment： .p12 証明書を運用のために作成する場合には、この値を 1 にします。開発用に作成する場合には、値を 0 に設定します。
[Server.Push.APNS] ;# This section is for Apple Push Notification Service (APNS). ;# These settings are needed to send push notifications to an IOS device CertificateFileName=C:\Users\Public\Documents\Embarcadero\EMS\PushNotificationTest.p12 ;# Name of .p12 or .pem file CertificateFilePassword= ;# Password of certificate file. Leave blank if file does not have a password. ProductionEnvironment=0 ;# Set ProductionEnvironment=1 when the certificate has been created for production. ;# Set ProductionEnvironment=0 when the certificate has been created for development. ;# Default value is 0 (development).