モデリング - ダイアグラムの表示オプション

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ツール > オプション... > モデリング > (レベル) > ダイアグラム > 表示

ここでの (レベル) は、[ダイアグラム|表示] オプション ページが、モデリング オプション ツリーでの、ダイアグラムプロジェクトプロジェクト グループ、および デフォルト のどのレベル(枝)に対して選択されるのかを、指定するために使用されます。 (さらなる情報については、「[モデリング オプション]ダイアログボックス」の「モデリング オプションの階層レベル」を参照してください。)

[ダイアグラム|表示]オプションでは、ダイアグラムのデフォルトの動作と表示を制御します。

[全般] オプション

オプション 説明とデフォルト値

[ダイアグラムの背景色]

[既定の背景色を使用]オプションが[いいえ]に設定されている場合に、ダイアグラムの背景色を定義します。
デフォルト値は [WhiteSmoke] です。

[ダイアグラム背景のグラデーション色]

ダイアグラム背景のグラデーション表示に使用する背景色 2 を指定します。

[ダイアグラム背景のグラデーション表示モード]

ダイアグラム背景のグラデーション表示の方向 ([水平方向]または[垂直方向]) を定義します。
デフォルト値は[水平方向]です。

[ダイアグラム背景のグラデーション表示を有効にする]

ダイアグラム背景のグラデーション表示を有効([はい])/無効([いいえ])にします。
デフォルト値は[はい]です。

[ダイアグラム背景の画像ファイル]

ダイアグラムの背景に使用する画像が格納されたファイルを定義します。

[ダイアグラム背景のグラデーション表示モード]

[ダイアグラム背景の画像ファイル]で指定した画像の描画方法を定義します。

  • [バックドロップ] - ダイアグラム要素の背後に画像を描画します。
  • [オーバードロップ] - ダイアグラム要素の前面に画像を描画します。 この場合、画像によりダイアグラムの要素は明瞭に表示されません。

[ダイアグラム背景画像の透過性]オプションで、画像を半透明にして、透明ではない場合に画像に隠れるダイアグラムの要素を表示します。
デフォルト値は[バックドロップ]です。

[ダイアグラム背景画像の透過性]

画像の透過性レベルを定義します。 設定可能な値は 0 から 1 です。
値が 0 であると、画像は完全に透明です(画像は見えない)。
値が 1 であると、画像により、ダイアグラム要素は見えません。
値が 0.5 であると、画像によりダイアグラム要素は一部透過して表示されます。
デフォルト値は 1 です。

[ダイアグラムの詳細表示レベル]

ダイアグラムに UML 要素の情報をどこまで表示するかを次のように定義します。

  • [デザイン] - 名前と型。 可視の指定子は表示。
  • [分析] - 名前のみ。 可視の指定子は非表示。
  • [実装] - 名前と型、およびメソッドのパラメータと、属性の初期値。 可視の指定子は表示。

デフォルト値は[デザイン]です。

[ダイアグラムのフォント]

このグループのオプションは、ダイアグラムで使用するフォントのフォント名フォント サイズ斜体太字、その他パラメータを定義します。
デフォルトのフォントは[Microsoft Sans Serif, 12pt]です。

[テキスト ラベルの折り返し幅 (ピクセル)]

ノード外のすべてのテキスト ラベル (リンク ラベルなど) の最大幅を指定します。
この上限に達したラベル テキストは、自動的に次の行に折り返されます。
0 を指定すると、各ラベルは常に 1 行で表示されます。
デフォルト値は 200 です。

[メンバ表示の形式]

クラス図でのメンバの表示形式を次のように指定します。

  • [UML] - UML 標準で認められている形式でメンバを表示します。
メソッドは次のように表示されます:
<名前> (パラメータ) : <型>
フィールドは次のように表示されます:
<名前> : <型>
  • [言語] - メソッドは、現在使用中のプログラミング言語(Delphi または C++)で受け付けたどおりに表示されます。

デフォルト値は[UML]です。

[ページ境界の表示]

ページ マージンを表す灰色の境界線を[ダイアグラム]ビュー[概要]ペインに表示するかどうかを定義します。
デフォルト値は[いいえ]です。

[既定の背景色を使用]

システム背景色をダイアグラムの主要な背景色として使用するかどうかを定義します。

  • [はい] - 背景色は Windows の現在の配色で定義されます。
  • [いいえ] - 背景色は[ダイアグラムの背景色]オプションで定義されます。

デフォルト値は[はい]です。

[リンク ラベルのテキストの折り返し]

リンク ラベルに表示されるテキストがラベルの右端に達した場合、テキストを次の行に自動的に折り返すかどうかを定義します。
右端は[テキスト ラベルの折り返し幅 (ピクセル)]で指定されます。

  • [いいえ] - ラベルの右端を越えるテキスト部分は表示されません。

デフォルト値は[いいえ]です。

[ノード内のテキストの折り返し]

ノード矩形に表示されるテキストが矩形の右端に達した場合、テキストを次の行に自動的に折り返すかどうかを定義します。

  • [いいえ] - 矩形の右端を越えるテキスト部分は表示されません。

デフォルト値は[はい]です。


[ノードのグラデーション表示] オプション

オプション 説明とデフォルト値

[グラデーション表示領域]

ノードのどの部分をグラデーション色で塗りつぶすか定義します。

  • [図形全体] - ノードの矩形全体。
  • [キャプション] - ノードのキャプションのみ
  • [キャプションと区画] - キャプションと区画名のみ。

デフォルト値は[図形全体]です。

[グラデーションの色 1]

グラデーション色に使用する 1 つ目の色を定義します。
[メタクラス色を使用する][はい]の場合は無視されます。

[グラデーションの色 2]

グラデーション色に使用する 2 つ目の色を定義します。
[メタクラス色を使用する][はい]の場合は無視されます。

[グラデーション表示モード]

グラデーション色を[水平方向]にするか[垂直方向]にするかを定義します。 デフォルト値は[水平方向]です。

[グラデーション表示を有効にする]

ノードのグラデーション色を使用するかどうか定義します。
[はい] - ノードのグラデーション色を使用します(デフォルト)。

[グラデーション色のグローバル設定を使用]

  • [はい] - [グラデーションの色 1][グラデーションの色 2]で指定したグラデーション色を使用します。
[メタクラス色を使用する][はい]の場合は、プログラム言語要素(クラス、インターフェイス、列挙型など)に定義した[デフォルト]のグラデーション色が使用されます。
  • [いいえ] - [オブジェクト インスペクタ]で特定のノードに指定した特定のグラデーション色を使用します。
[グラデーションの色 1][グラデーションの色 2]、および[メタクラス色を使用する]で指定するグラデーション色は、グローバル カラーです。 つまり、これらの色がダイアグラムのすべてのノード(または、すべてのダイアグラム)に使用されます。
ただし、[オブジェクト インスペクタ]の[グラデーションの色 1]オプションと[グラデーションの色 2]オプションを使用して、特定のノードに特定のグラデーション色を設定できます。

デフォルト値は[いいえ]です。

[メタクラス色を使用する]

  • [はい] - 言語要素(クラス、列挙型、インターフェイス)別に定義された、[モデリング]の[デフォルト]のグラデーション色が使用されます。
  • [いいえ] - ノードのグラデーション色に指定した[グラデーションの色 1][グラデーションの色 2]を使用します。

デフォルト値は[はい]です。


[グリッド] オプション

オプション 説明とデフォルト値

[グリッドの色]

ダイアグラムのグリッドの色を定義します。
デフォルト値は[LightGray]です。

[グリッドの高さ (ピクセル)]

グリッドの高さをピクセル単位で設定します。
デフォルト値は 20 です。

[グリッド スタイル]

グリッドを点線([点])と実線([実線])のどちらで表示するかを定義します。
デフォルト値は[実線]です。

[グリッドの幅 (ピクセル)]

グリッドの幅をピクセル単位で設定します。
デフォルト値は 20 です。

グリッドの表示

[はい] - ダイアグラムの背景に設計グリッドが表示されます。
デフォルト値は[はい]です。

[グリッドに合わせる]

[はい] -- ダイアグラム要素を移動すると、グリッド ガイドラインの最も近い交点に自動的に合わせられます。
グリッドに合わせる機能は、グリッドの表示/非表示にかかわらず有効です。
デフォルト値は[はい]です。


[ノード] オプション

オプション 説明とデフォルト値

[3D 表示]

[はい] - 各ダイアグラム要素の下に影が表示され、3次元効果をシミュレートします。
デフォルト値は[はい]です。

[手動での順序付けを有効にする]

要素内に表示されるメンバの順序を定義します。
[はい] - フィールド、メソッド、サブクラス、プロパティは、区画内で手動で配置される際に、区画内でソートされます。
デフォルト値は[いいえ]です。

四角形の角を丸める

[はい] - 矩形ノードの角は丸くなります。
デフォルト値は[はい]です。

[区画を線として表示]

[はい] — 選択されていないダイアグラム ノードで、区画名(フィールドメソッドクラスプロパティ、など)の代わりに、線を表示します。
区画は、マウス クリックで開いたり閉じたりできる展開可能なノードとして表されます。
デフォルト値は[はい]です。

[インポート クラスを完全限定名で表示]

インポートされたクラスの名前を完全修飾名で表示するか、短縮名で表示するかを定義します。
デフォルト値は[はい]です。

[メタデータ属性の表示]

メタデータ属性の表示/非表示を定義します。
デフォルト値は[いいえ]です。

[参照クラス名の表示]

参照クラス名の表示/非表示を定義します。 このパラメータを使用して、[ダイアグラム]ビューで分類子の右上隅に基底クラスまたはインターフェイスの名前を表示または非表示にできます。 これらの参照非表示にすると、プロジェクトのビジュアル表示を簡素化できます。
デフォルト値は[はい]です。

参照クラスを完全修飾名で表示

参照されたクラスの名前を完全修飾名で表示するか、短縮名で表示するかを定義します。
デフォルト値は[はい]です。

メンバをソース コード内の位置に従ってソート

区画内に表示されるメンバの順序を定義します。 [はい] - フィールド、メソッド、サブクラス、プロパティはソース コード内での位置に従って区画内でソートされます。 [はい]の場合、[メンバを可視性でソート]オプションと[メンバをアルファベット順にソート]オプションは無視されます。
デフォルト値は[いいえ]です。

[メンバをアルファベット順にソート]

区画内に表示されるメンバの順序を定義します。

  • [はい] - フィールド、メソッド、サブクラス、プロパティが区画内でアルファベット順にソートされます。
  • [メンバを可視性でソート]も[はい]に設定されている場合は、可視性ごとに、メンバがアルファベット順にソートされます。

デフォルト値は[はい]です。

[メンバを可視性でソート]

区画内に表示されるメンバの順序を定義します。 [はい] - フィールド、メソッド、サブクラス、プロパティが区画内で可視性でソートされます。
[メンバを可視性でソート]は[メンバをアルファベット順にソート]よりも優先順位が高くなります。
デフォルト値は[はい]です。

[カラー UML] オプション

オプション 説明とデフォルト値

[カラー UML の有効化]

[カラー UML] プロファイルを使用するかどうかを定義します。[はい] の場合、ダイアグラム要素の色は選択したステレオタイプで決まります。
このオプション グループ内に存在するステレオ タイプについては、それぞれ個別に、ドロップダウン リストから色を選択することができます。
デフォルト値は[はい]です。

[Description ステレオタイプ]

"description" ステレオタイプの付いた分類子の色を定義します。
デフォルト値は[LightBlue]です。

[Mi-detail ステレオタイプ]

"mi-detail" ステレオタイプの付いた分類子の色を定義します。
デフォルト値は[LightPink]です。

[Moment-interval ステレオタイプ]

"moment-interval" ステレオタイプの付いた分類子の色を定義します。
デフォルト値は[LightPink]です。

[Party ステレオタイプ]

"party" ステレオタイプの付いた分類子の色を定義します。
デフォルト値は[LightGreen]です。

[Place ステレオタイプ]

"place" ステレオタイプの付いた分類子の色を定義します。
デフォルト値は[LightGreen]です。

[Role ステレオタイプ]

"role" ステレオタイプの付いた分類子の色を定義します。
デフォルト値は[Yellow]です。

[Thing ステレオタイプ]

"thing" ステレオタイプの付いた分類子の色を定義します。
デフォルト値は[LightGreen]です。


関連項目