変更の保存
データの編集 への移動
クライアント データセットが変更ログから変更内容を取り込むときには、クライアント データセットがデータをファイルに格納しているのか、それともプロバイダから取得したデータを表現しているのかによって、異なるメカニズムが使われます。どちらのメカニズムを使用した場合でも、すべての更新が取り込まれると、変更ログは自動的に空になります。
ファイルベースのアプリケーションでは、Data プロパティで表されるローカル キャッシュに、変更をマージするだけです。ローカルで行った編集と他のユーザーが行った変更との競合の解決を心配する必要はありません。変更ログを Data プロパティにマージするには、MergeChangeLog メソッドを呼び出します。この方法については、「データへの変更内容のマージ」で説明しています。
クライアント データセットを使って、更新をキャッシュしたり、外部プロバイダ コンポーネントから取得したデータを表現している場合には、MergeChangeLog は使用できません。更新されたレコードをデータベース（またはソース データセット）に格納されたデータに反映するには、変更ログ内の情報が必要です。そのため、代わりに ApplyUpdates を呼び出して変更内容をデータベース サーバーまたはソース データセットに書き込み、変更のコミットが成功したときにだけ Data プロパティを更新します。この方法の詳細は、「更新の適用」を参照してください。