画像コントロールでのグラフィック フィールドの表示と編集

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Vcl.DBCtrls.TDBImage は、BLOB フィールドに格納されているグラフィックスを表示するデータ対応コントロールです。

TDBImage では、デフォルトで、CutToClipboardCopyToClipboardPasteFromClipboard の各メソッドを使ってクリップボードとの間で切り取りおよび貼り付けを行うことにより、ユーザーがグラフィックス画像を編集できるようになっています。あるいは、コントロールのイベント ハンドラに独自の編集メソッドを割り当てられることもできます。

デフォルトでは、グラフィックが大きすぎる場合は画像をトリミングして、画像コントロールに収まる分だけが表示されます。Stretch プロパティを True に設定すると、画像コントロールのサイズ変更に合わせて、画像コントロール内に収まるようにグラフィックのサイズを変更することができます。

TDBImage では大量のデータを表示できるため、実行時の表示に時間がかかることがあります。データ レコードのスクロールにかかる時間を短縮するため、TDBImage には、アクセスされたデータを自動的に表示するかどうかを制御する AutoDisplay プロパティがあります。AutoDisplayFalse に設定した場合、TDBImage には、実際のデータではなくフィールド名が表示されます。コントロール内をダブルクリックすると、実際のデータを表示できます。

関連項目