表示データの指定
dbExpress コンポーネントの利用:インデックス への移動
dbExpress データセットが表すデータを指定する方法はいくつかあります。 どの方法を選択するかは,使用している単方向データセットの種類と,情報を取り出すのが,単一のデータベーステーブルからか,問い合わせの結果か,あるいはストアドプロシージャからかによって決まります。
SQLExpr.TSQLDataSet コンポーネントを使用する場合は,データセットがデータを取得するソースを CommandType プロパティで指定します。CommandType は,次の値をとることができます。
- ctQuery:CommandType が ctQuery の場合,TSQLDataSet は指定した問い合わせを実行します。問い合わせが SELECT コマンドの場合,データセットは結果のレコードセットになります。
- ctTable:CommandType が ctTable の場合,TSQLDataSet はすべてのレコードを指定したテーブルから取得します。
- ctStoredProc:CommandType が ctStoredProc の場合,TSQLDataSet はストアドプロシージャを実行します。ストアドプロシージャがカーソルを返した場合,データセットには返されたレコードが入ります。
以下のトピックでは,ソースの種類ごとにレコードのセットを指定する方法を説明します。
メモ: また,単方向データセットには,サーバー上で利用可能なデータについてのメタデータを入力できます。その手順については,「メタデータを dbExpress データセットに取得する」を参照してください。