配置マネージャ - [機能ファイルの追加]

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プロジェクト ウィンドウ | プロジェクトを右クリック | [追加...] | 機能ファイルが必要な可能性があるファイルを選択
機能ファイルが必要な可能性があるファイルプロジェクト ウィンドウにドラッグ

マルチデバイス アプリケーション用データベース ドライバの有効化: マルチデバイス データベース アプリケーションを実行、デバッグ、配置するには、まず配置マネージャの[機能ファイル]ダイアログ ボックスを使って適切なデータベース ドライバを有効にする必要があります。有効化して具体的なターゲット マシン上に配置したい、プラットフォーム固有のドライバの名前を選択します。マルチデバイス アプリケーション用データベース ライブラリの配置: マルチデバイス データベース アプリケーションの実行、デバッグ、配置のいずれかを行うには、まず配置マネージャの[機能ファイル]ダイアログ ボックスで適切なデータベース ライブラリを追加する必要があります。特定のターゲット マシンに配置するプラットフォーム固有のライブラリおよびライセンス ファイルの名前を選択します。 [OK]をクリックすると、選択されたファイルが配置マネージャの配置対象ファイルのリストに追加されます。これらのファイルは、アプリケーションの実行、デバッグ、配置のいずれかを IDE で明示的に行うまではターゲット プラットフォームにコピーされません。

[機能ファイル]ダイアログ ボックス

[機能ファイル]ダイアログ ボックスには、配置リストに追加できるデータベース ドライバやライブラリが、ネストしたリストの形式で表示されます。

ネストしたリストには、利用可能なデータベース ドライバが含まれます。個々のドライバは、プラットフォームごとに表示されます。最上位レベルでドライバ名を選択すると、すべてのプラットフォームのドライバを有効にできます。また、ツリー構造を展開して 1 つのプラットフォームや 1 つのドライバを選択すると、単一のプラットフォームを有効にできます。

それぞれのリスト項目を展開すると、使用可能なプラットフォームと、リスト内の各項目(ライブラリ、ドライバなど)のパスおよびファイル名が現れます。配置プラットフォームに合わせて必要なバージョンのファイル(複数可)を選択し、[OK]をクリックしてこのダイアログ ボックスを閉じると、そのファイルが配置マネージャのファイル項目ビューに追加されます。通常、64 ビット版 Windows ドライバは対応する 32 ビット版 Windows ドライバとファイル名が同じですが、ディスク上の格納場所が異なります(64 ビット版 Windows の場合は \bin64 など)。

[機能ファイルの追加]ダイアログ ボックスには、配置処理のバックエンドで自動的に判断できない既知のファイルのみが表示されます。表示されるリストは $(BDS)\ObjRepos\en\Deploy\featuredfiles.xml ファイルに基づいています。このファイルには、機能ファイル リストで選択可能になる既知のファイルが宣言されています。featuredfiles.xml ファイルを編集すると、このダイアログ ボックスに新しい機能ファイルを表示できるようになります。

[必要に応じて自動的に表示する]

[必要に応じて自動的に表示する] チェックボックスをオンにすると、データベース ドライバやライセンスのファイルなどの追加のファイルを必要とする、特別なファイルをプロジェクト ウィンドウに追加すると、自動的に[機能ファイル]ダイアログ ボックスが開くようになります。そこで、必要なファイルを選択し、配置マネージャのリストに追加することができます。このオプションをオフにすると、[機能ファイル]ダイアログ ボックスは自動的に表示されなくなり、代わりに、この[機能ファイル]ダイアログ ボックスを手動で開いて、機能ファイルを追加/削除しなければなりません。

サポート対象ドライバ

次に示すのは、[機能ファイル]ダイアログ ボックスに表示される可能性がある項目 ドライバです。

ドライバ名 サポート対象プラットフォーム
32 ビット Windows 64 ビット Windows 64 ビット macOS 64 ビット ARMmacOS 64 ビット iOS デバイス 32 ビット Android 64 ビット Android Linux 64
InterBase クライアント × × ×
InterBase ToGo
dbExpress Interbase ドライバ × × × ×
dbExpress DB2 ドライバ × × × × × ×
dbExpress Firebird ドライバ × × × ×
dbExpress MySQL ドライバ × × × ×
dbExpress Oracle ドライバ × × × ×
dbExpress Informix ドライバ × × × ×
dbExpress MSSQL ドライバ × × × × × ×
dbExpress MSSQL9 ドライバ × × × × × ×
dbExpress Sybase ASA ドライバ × × × ×
dbExpress Sybase ASE ドライバ × × × × × ×
MIDAS ライブラリ × × ×
データベース アダプタ × × × ×
ユニバーサル Windows プラットフォーム パッケージ デフォルト × × × × × ×
SQLite Engine × × × × × ×
RAD Server Lite × × × × ×

[機能ファイル]のリストのフィルタ処理

ファイルの拡張子をベースに、あるファイルをプロジェクト ウィンドウ に追加する際、そのファイルが、プロジェクトの配置構成に機能ファイルを追加することを必要とする場合、RAD Studio は[機能ファイル]ダイアログをフィルタをかけたビューで開きます。

このフィルタ処理されたビューにどのオプションが表示されるかは、プロジェクトに追加するファイルの拡張子によって変わります。

ファイル拡張子 ダイアログに表示されるオプション

.gdb
.ib

InterBase ToGo

DBExpress InterBase Driver
MIDAS Library
Database Adapter

.fb
.fdb

InterBase ToGo

DBExpress InterBase Driver
MIDAS Library
Database Adapter

.dbf

DBExpress DB2 Driver
MIDAS Library
Database Adapter

.db
.s2db
.s3db
.sdb

MIDAS Library
Database Adapter

関連項目