［プロビジョニング］ページに必要な情報をすべて入力する
プロビジョニング プロファイルを［プロビジョニング］ページで入力し終えることが、必要な基本手順です：
- macOS や Android ターゲット プラットフォーム用アプリケーションの配布
- iOS デバイス - 64 ビット ターゲット プラットフォーム用アプリケーションの実行と配布
- Windows ターゲット プラットフォーム用アプリケーションの配布
必要な手順はビルドの種類（ターゲット プラットフォームとプラットフォーム構成との組み合わせ）によって異なります。それについて以下で説明します。
- メモ: プロビジョニング ページは、ツール オプション または プロジェクト オプション ダイアログ ボックスより開くことができます：
- ［ツール｜オプション...］では、［プロジェクト｜オプション...］で値を指定しない場合、RAD Studio が使用する値を定義することができます。
- プロジェクト オプションでは、現在ののプロジェクトに対して値を設定することができます。
目次
特定のビルドの種類に必要な手順
macOS プラットフォーム
- ［プロビジョニング］ページを、ツール オプションまたはプロジェクト オプションのダイアログ ボックスから開きます。
- メモ: ［プロジェクト オプション］ダイアログ ボックスでプロビジョニング ページを設定している場合には、ターゲット ドロップダウン リストで、OS X プラットフォームを選択する必要があります。
- ［ビルドの種類］ ドロップダウン リストで、［macOS - アプリケーション ストア］を選択します。
- ［サードパーティ Mac デベロッパ証明書］フィールドでは、サードパーティ Mac デベロッパ アプリケーション証明書名を入力します。例：
3rd Party Mac Developer Application: Embarcadero Technologies... - ［サードパーティ Mac インストーラ証明書］フィールドでは、サードパーティ Mac デベロッパ インストーラ証明書名を入力します。 例：
3rd Party Mac Developer Installer: Embarcadero Technologies...
iOS デバイス プラットフォーム（開発）
- プロビジョニング ページを、［ツール｜オプション...｜アプリケーション配置の概要］ または、［プロジェクト｜オプション...｜アプリケーション配置の概要］ ダイアログ ボックスから開きます。
- メモ: ［プロジェクト オプション］ダイアログ ボックスでプロビジョニング ページを設定している場合には、ターゲット ドロップダウン リストで、iOS デバイス プラットフォームを選択する必要があります。
- ［ビルドの種類］ ドロップダウン リストで、［iOS デバイス - 64 ビット- 開発］を選択します。
- ［プロビジョン プロファイル］フィールドで、
自動または有効なプロビジョン プロファイル名を選択します。 - ［デベロッパ証明書］ フィールドで、
Autoまたは有効なデベロッパ証明書名を選択します。
iOS デバイス プラットフォーム（アドホック）
- ［プロビジョニング］ページを、ツール オプションまたはプロジェクト オプションのダイアログ ボックスから開きます。
- メモ: ［プロジェクト オプション］ダイアログ ボックスでプロビジョニング ページを設定している場合には、ターゲット ドロップダウン リストで、iOS デバイス プラットフォームを選択する必要があります。
- ［ビルドの種類］ ドロップダウン リストで、［iOS デバイス - 64 ビット- アド ホック］を選択します。
- ［プロビジョン プロファイル］フィールドで、
自動または有効なプロビジョン プロファイル名を選択します。 - ［デベロッパ証明書］フィールドで、
自動または有効な配布用証明書名を選択します。
iOS デバイス プラットフォーム（アプリケーション ストア）
- メモ: App Store では、64 ビット iOS デバイスをサポートしているアプリケーション アーカイブ ファイルのみ受理します。
- ［プロビジョニング］ページを、ツール オプションまたはプロジェクト オプションのダイアログ ボックスから開きます。
- メモ: ［プロジェクト オプション］ダイアログ ボックスでプロビジョニング ページを設定している場合には、ターゲット ドロップダウン リストで、iOS デバイス プラットフォームを選択する必要があります。
- ［ビルドの種類］ドロップダウン リストで、［iOS デバイス - 64 ビット - アプリケーション ストア］を選択します。
- ［プロビジョン プロファイル］フィールドで、
自動または有効なプロビジョン プロファイル名を選択します。 - ［デベロッパ証明書］フィールドで、
自動または有効な配布用証明書名を選択します。
Android プラットフォーム（アプリケーション ストア）
- ［プロビジョニング］ページを、ツール オプションまたはプロジェクト オプションのダイアログ ボックスから開きます。
- メモ: ［プロジェクト オプション］ダイアログ ボックスでプロビジョニング ページを設定している場合には、ターゲット ドロップダウン リストで、Android プラットフォームを選択する必要があります。
- ［ビルドの種類］ドロップダウン リストで、［Android - アプリケーション ストア］を選択します。
- ［キーストア ファイル］フィールドで、参照（［...］）ボタンをクリックして既存のキーストア ファイルを選択します。キーストア ファイルがない場合、［キーストアの新規作成...］をクリックして［キーストア/エイリアスの新規作成］ウィザードを開き、署名するキーストア ファイルを作成します。
- ［キーストア パスワード］フィールドに、指定したキーストア ファイルのパスワードを入力します。
- ［キーストア内のエイリアス］フィールドでは、署名に使用する指定キーストア ファイルのエイリアスを選択します。
- ［エイリアス パスワード］フィールドに、指定したエイリアスのパスワードを入力します。
Windows プラットフォーム（Windows Store）
- プロビジョニング ページは、［プロジェクト｜オプション...］ または ［ツール｜オプション...］ ダイアログ ボックスより開くことができます：
- メモ: プロビジョニング ページを、［プロジェクト オプション］ダイアログ ボックスより設定している場合は、［32 ビット Windows プラットフォーム］または［64 ビット Windows プラットフォーム］を、［ターゲット］ドロップダウン リストで選択する必要があります。 Windows アプリケーションを Windows 10 Store に提出する場合、それを 32 ビットまたは 64 ビットのバイナリとして提出することができます。
- ［ビルドの種類］ドロップダウン リストで、［32 ビット Windows - アプリケーション ストア］ または ［64 ビット Windows - アプリケーション ストア］を選択します。
- ストア 配布タイプをクリックし、［App Identyty］グループのすべてのフィールドを入力します：
- パッケージ名
- パッケージ表示名： アプリケーションを Windows ストアに提出する際に予約した名前を入力します。
- 発行元
- 発行元表示名
- ヒント: これらの値は、Windows ストアにアプリケーションを提出した際に受け取ります。
- ［OK］をクリックして、変更を保存します。
メモ: ［クリア］をクリックすると、［App Identyty］グループのフィールドからデータを削除することができます。
Windows プラットフォーム（アドホック）
- プロビジョニング ページは、［プロジェクト｜オプション...］ または ［ツール｜オプション...］ ダイアログ ボックスより開くことができます：
- メモ: プロビジョニング ページを、［プロジェクト オプション］ダイアログ ボックスより設定している場合は、［32 ビット Windows プラットフォーム］または［64 ビット Windows プラットフォーム］を、［ターゲット］ドロップダウン リストで選択する必要があります。 Windows アプリケーションを Windows 10 Store に提出する場合、それを 32 ビットまたは 64 ビットのバイナリとして提出することができます。
- ［ビルドの種類］ドロップダウン リストで、［32 ビット Windows - アプリケーション ストア］ または ［64 ビット Windows - アプリケーション ストア］を選択します。
- ［配布タイプ］ グループで、アドホッククリックし、次のフィールドに値を設定します：
- ［証明書ファイル］フィールドでは、
をクリックし、既存のコード署名証明書ファイルを選択します。 - ［パスワード］フィールドに、指定した証明書ファイルのパスワードを入力します。
- ［証明書ファイル］フィールドでは、
- 証明書ファイルを持っていない場合は、［自己署名証明書の作成］をクリックし、［証明書の新規作成］ウィザードを開いて、署名する証明書ファイルを作成します。
- ［OK］をクリックして、変更を保存します。
