EMS ペット クライアントの使用

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チュートリアル:EMS クライアントを使用してカスタム EMS リソースにアクセスする への移動


EMS ペット クライアント アプリケーションでは、EMS サーバー内の EMS ペット リソースを呼び出して、Pets.ini ファイルに格納されているデータの取得、新しいデータの追加、既存データの変更(削除または更新)を行います。

Pets.ini ファイルには、ペットの以下の情報が格納されています(ペット 1 件に付き 1 行)。

  • id -- ペット識別子(整数値)
  • name -- ペットの名前
  • kind -- ペットの種類

EMS ペット クライアントからの EMS エンドポイント メソッドの呼び出し後に EMS ペット リソースから返される JSON オブジェクトの例を次に示します。

[
    {
    "id":2,
    "kind":"turtle",
    "name":"Crush"
  }
,
  
  {
    "id":3,
    "kind":"Dog",
    "name":"Beethoven"
  }
]


EMS ペット クライアントの使用

EMS ペット クライアント アプリケーションの下記のボタンを使用すると、EMS サーバーからデータを取得できます。EMS エンドポイント メソッドを呼び出すたびに、Pets.ini ファイルに格納されているペット(またはペットのリスト)が EMS ペット リソースから返されます。

  • [Get Pets]ボタンをクリックすると、EMS サーバー上で Pets.ini ファイルに格納されているペットのリストが返されます。
    EMSPetsClientGetPets.png
  • [Get Pet]ボタンをクリックすると、([PetId]フィールド値で識別される)特定のペットの情報が返されます。[PetId]フィールドに既存のペット識別子を入力します。
    EMSPetsClientGetPet.png
  • [Add Pet]ボタンをクリックすると、EMS サーバー内の Pets.ini ファイルに新しいペットが追加されます。[Id]フィールドに新しいペット識別子を入力し、その新しいペットの情報を[Name]フィールドと[Kind]フィールドに入力します。
    EMSPetsClientAddPet.png
  • [Update Pet]ボタンをクリックすると、([Id]フィールド値で識別される)特定のペットの情報が更新されます。[Id]フィールドに既存のペット識別子を入力し、そのペットの最新情報を[Name]フィールドと[Kind]フィールドに入力します。
    EMSPetsClientUpdatePet.png
  • [Delete Pet]ボタンをクリックすると、([PetId]フィールド値で識別される)特定のペットの情報がすべて削除されます。[PetId]フィールドに既存のペット識別子を入力します。
    EMSPetsClientDeletePet.png

EMS サーバーでの EMS ペット リソースの呼び出し

下図のように、EMS リソース エンドポイント メソッドの呼び出しを EMS サーバーのログ ウィンドウで確認できます。

EMSServerPetsLog.png


また、EMS コンソールで分析結果のグラフを参照することもできます。EMS コンソールを実行し、お使いの Web ブラウザで EMS コンソール UI にアクセスします。

[アナリティクス|API 呼び出しエンドポイント]を選択します。EMS ペット リソースの API 呼び出しエンドポイントを確認できます(ドロップダウン リストで[Pets]を選択します)。

EMSConsolePets.png

関連項目