FireMonkey アプリケーションに 3D モデルをインポートする
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このチュートリアルでは、3D モデルのインポート方法を順を追って説明します。
目次
FireMonkey HD/3D アプリケーションを作成しコンポーネントを追加する
- [ファイル|新規作成|その他...|マルチデバイス アプリケーション - Delphi]を選択します。
- [マルチデバイス アプリケーション]ウィザードで、[HD マルチデバイス アプリケーション]または[3D マルチデバイス アプリケーション]を選択します。
- このチュートリアルでは、[HD マルチデバイス アプリケーション]を使用しますが、[3D マルチデバイス アプリケーション]を使用して 3D モデルをインポートすることもできます。
- フォームに TViewport3D コンポーネントを追加します。
[3D マルチデバイス アプリケーション]を使用している場合は、このステップは省略します。3D フォームには既に TViewport3D コンポーネントが含まれているからです。 - TViewport3D コンポーネントの子として TLight を追加します。TLight は以下のように追加します。
- [HD マルチデバイス アプリケーション]を作成した場合は、TLight をフォームに追加します。
- (フォーム デザイナでフォームをクリックしたあと、[ツール パレット]で TLight をダブルクリックします。)
- [3D マルチデバイス アプリケーション]を作成した場合は、TLight をフォームの子として追加します。
- [HD マルチデバイス アプリケーション]を作成した場合は、TLight をフォームに追加します。
- TModel3D を以下のように追加します。
- [HD マルチデバイス アプリケーション]を使用している場合は、TModel3D を TViewport3D コンポーネントの子として追加します。
- [3D マルチデバイス アプリケーション]を使用している場合は、TModel3D をフォームの子として追加します。
メッシュ コレクション エディタを使って 3D モデルをインポートする
- 追加した TModel3D を[構造]ビューで選択します。
- [オブジェクト インスペクタ]の[プロパティ]ページで、[MeshCollection]フィールドの参照([...])ボタンをクリックすることで、[メッシュ コレクション エディタ]を開きます。
- [メッシュ コレクション エディタ]の[読み込み...]ボタンをクリックし、3D ファイル(.ase、.dae、.obj)を探して選択することで、3D 形式ファイルを読み込みます。
- このチュートリアルでは、FireMonkey.dae モデルを使用します。これは、本製品のインストール ディレクトリ(Samples\FireMonkey\ModelViewer\Firemonkey)にあります。詳細は、「サンプルの説明」を参照してください。
- [メッシュ コレクション エディタ]にモデルが読み込まれて表示されたら、以下が可能になります。
- [メッシュ コレクション エディタ]の右側にあるトラック バーを使ってモデルを拡大/縮小する。
- モデルをクリックし、目的とする回転とは逆の方向にドラッグすることで、モデルを回転させる。
- モデルが適切に配置され正しい縮尺になったら、[メッシュ コレクション エディタ]の[OK]ボタンをクリックして、モデルをフォームに表示します。
- プロジェクトを実行します。