Linux での RAD サーバー エンジンまたは RAD サーバー コンソールの構成

提供: RAD Studio
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エンタープライズ モビリティ サービス(EMS)を正しくセットアップするには、リソースと、RAD Studio に付属しているスタンドアロンの開発用アプリケーションが必要です。

EMS サーバーのセットアップ

  1. Windows マシンでは、C:\Program Files (x86)\Embarcadero\Studio\19.0\EMSServer) に、次のファイルがあります:
    • ems_install.sh
    • LinuxEMSServer.tar
  2. ファイルを Linux マシンにコピーします。
    メモ: 両ファイルを同じフォルダにコピーします。
  3. ems_install.sh ファイルを実行します(administrator 権限を使用して)。
    メモ: インストールの詳細は /var/ems_install.log にあります。

EMS サーバーの実行

EMS サーバーは、次のコマンドを使用して実行することができます:


sudo /usr/lib/ems/EMSDevServerCommand

EMS コンソールを実行するには、次のコマンドを使用します:


sudo /usr/lib/ems/EMSDevConsoleCommand

また、ems_install.sh によって作成される環境変数を使用することができます。例:


sudo $EMS_HOME/EMSDevServerCommand

初回の EMS 環境の構成

プログラム EMSDevConsoleCommandEMSDevServerCommand は、emsserver.ini ファイルが、カレント ディレクトリまたは /etc/ems ディレクトリに見つけた場合、もしくは、サーバーが次のように setup パラメータと共に実行された場合に、セットアップ ウィザードを実行します。

sudo ./EMSDevServerComman -setup

メモ: EMS セットアップ ウィザードの前に、Interbase EMS データベースは適切にセットアップされていなければなりません。

EMS サーバーを構成するには、次を行います:

  1. コンソール サーバーを実行
    Ems server linux01.png
  2. start を入力
  3. y を入力してウィザードを実行
    Ems server linux02.png
  4. 次の値を入力して接続パラメータを指定:
    • [サーバー インスタンス]: デフォルト インスタンス名 gds_db を入力
    • [DB ファイル名]: デフォルト名は emsserver.ib
    • [DB ファイル ディレクトリ]: デフォルト パスは現在のディレクトリ
    • [DB ユーザー名]: デフォルト名は sysdba
    • [DB パスワード]: デフォルト パラメータは masterkey
    • [コンソール ユーザー名]: デフォルト値は consoleuser
    • [コンソール パスワード]: デフォルト値は consolepass
    メモ: このユーザー名とパスワードは emsserver.ini ファイル内にプレーン テキストで保存されます。
    Ems server linux03.png

関連項目