puttext

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ヘッダーファイル

conio.h

カテゴリ

コンソール入出力ルーチン

プロトタイプ

int puttext(int left, int top, int right, int bottom, void *source);

説明

テキストをメモリからテキストモード画面にコピーします。

puttext は，source が指すメモリ領域の内容を left，top，right，bottom で定義される画面上の四角形に書き出します。

すべての座標は，ウィンドウの相対座標ではなく，絶対画面座標です。左上隅の座標は（1,1）です。

puttext は，メモリ領域の内容を定義された四角形に左から右，上から下の順に配置します。

画面上の各位置に対して 2 バイトのメモリが必要です。第 1 バイトはセル内の文字，第 2 バイトはセルのビデオ属性です。幅 w 列，高さ h 行の四角形に必要な容量は，次の式で定義されます。

バイト数＝（行数 h）×（列数 w）× 2

puttext は，ダイレクトビデオ出力を実行するテキストモード関数です。

メモ：Win32 GUI アプリケーションでは，この関数を使用しないでください。

戻り値

成功すると，puttext は 0 以外の値を返します。失敗した場合（たとえば，現在の画面モードの範囲外の座標を指定した場合）は，0 を返します。

例

 #include <conio.h>
 int main(void)
 {
    char buffer[512];
    /* コンソールにテキストを入力します */
    clrscr();
    gotoxy(20, 12);
    cprintf("This is a test.  Press any key to continue ...");
    getch();
    /* 画面の内容を取得します */
    gettext(20, 12, 36, 21,buffer);
    clrscr();
    /* 選択された文字を画面に戻します */
    gotoxy(20, 12);
    puttext(20, 12, 36, 21, buffer);
    getch();
    return 0;
 }

移植性

POSIX	Win32	ANSI C	ANSI C++
	+