Web Broker とは

提供: RAD Studio
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インターネット サーバー アプリケーションの作成:インデックス への移動


アプリケーションの機能の 1 つに、データをユーザーからアクセスできるようにすることがあります。 標準的なアプリケーションでは、従来のフロント エンド要素(ダイアログやスクロール ウィンドウなど)を作成することにより、これを実現します。 開発者は、これらオブジェクトの正確なレイアウトを、慣れたフォーム設計ツールを使用して、指定することができます。 しかしWeb サーバー アプリケーションは、異なる用法で設計されなければなりません。 ユーザーに渡される情報はすべて、HTTP を介して転送される HTTP ページの形式でなければなりません。 大抵ページはクライアント マシン上で Web ブラウザ アプリケーションによって解釈され、ブラウザ アプリケーションは、ユーザーの特定のシステムのそのときの状態に適した形式で、ページを表示します。

Web サーバー アプリケーションを構築する最初のステップは、使用したいアプリケーションを選択することです。 Web Broker は、次のような多くの機能を提供します:

  • CGI および Apache DSO の Web サーバー アプリケーションの種類に対するサポート これらについては、「Web サーバー アプリケーションの種類」を参照してください。
  • マルチスレッド サポート - 受信クライアント リクエストが別個のスレッドで処理させることができます。
  • 迅速な応答のための、Web モジュールのキャッシング
  • Linux プラットフォームのサポート

Web Broker コンポーネントは、すべてのページ転送の機能を処理しますが、Web Broker にスクリプト機能はありません。 Web Broker が実現する主な機能は、主に次のようになります:

Web Broker

後方互換性あり

1 アプリケーション内に 1 Web モジュールのみ

1 アプリケーションに 1 Web ディスパッチャのみ

スクリプトはサポートなし

名前付きページは組み込みサポートなし

セッションのサポートなし

各リクエストは、アクション項目や自動ディスパッチ コンポーネントを使用して、明示的に処理

特殊コンポーネントには、生成するコンテンツのプレビューを提供するものもある。 大抵の開発は、非ビジュアルで行う。


Web Broker に関する詳細については、「Web Broker の利用」を参照してください。

関連項目