ルックアップ リスト列の定義

提供: RAD Studio
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ルックアップ コンボ ボックス コントロールと同様の、値のドロップダウン リストを表示する列を作成することができます。列がコンボ ボックス同様の動作をするよう指定するには、列の ButtonStyle プロパティを cbsAuto に設定します。リストに値を追加すると、その列のセルが編集モードになったときに、自動的にコンボ ボックス風のドロップダウン ボタンが表示されます。

ユーザーが選択できる値をリストに設定する方法は 2 とおりあります。

  • ルックアップ テーブルから値を取得します。別のルックアップ テーブルから取り出した値を含むドロップダウン リストを列に表示するには、データセット内にルックアップ フィールドを定義する必要があります。ルックアップ フィールドを定義したら、次に、列の FieldName にルックアップ フィールドの名前を設定します。ルックアップ フィールドで定義されたルックアップ値が、自動的にドロップダウン リストに含められます。
  • 値のリストを設計時に明示的に指定します。設計時にリストの値を入力するには、[オブジェクト インスペクタ]で列の PickList プロパティをダブルクリックします。すると文字列リスト エディタが開き、列の選択リストに含める値を入力できます。

デフォルトでは、ドロップダウン リストには 7 つの値が表示されます。このリストの長さは、DropDownRows プロパティを設定すると変更できます。

メモ: 選択リストを明示的に指定した列を通常の動作に戻すには、文字列リスト エディタを使って選択リストのテキストをすべて削除してください。

関連項目