文字マクロ関数(FireDAC)

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文字マクロ関数の一覧を以下の表に示します。

関数 説明 ローカルの式エンジン
ASCII(string_exp) string_exp の一番左の文字の ASCII コード値を整数として返します。 +
BIT_LENGTH(string_exp) 文字列式のビット数を返します。 -
CHAR(code) code で指定した ASCII コード値を持つ文字を返します。code の値は 0 ~ 255 の間でなければなりません。それ以外の値を渡したときの戻り値はデータ ソース依存です。 +
CHAR_LENGTH(string_exp) 文字列式が文字データ型である場合に、文字列式の文字数を返します。文字データ型でない場合は、文字列式のバイト数(ビット数を 8 で割った結果以上の最小の整数)を返します (この関数は CHARACTER_LENGTH 関数と似ています)。 +
CHARACTER_LENGTH(string_exp) 文字列式が文字データ型である場合に、文字列式の文字数を返します。文字データ型でない場合は、文字列式のバイト数(ビット数を 8 で割った結果以上の最小の整数)を返します (この関数は CHAR_LENGTH 関数と似ています)。 +
CONCAT(string_exp1, string_exp2) string_exp2 を string_exp1 に連結した結果の文字列を返します。結果の文字列は DBMS 依存です。たとえば、string_exp1 で表される列に NULL 値が含まれている場合、DB2 は NULL を返しますが、SQL Server は NULL でない文字列を返します。 +
DIFFERENCE(string_exp1, string_exp2) string_exp1 および string_exp2 について SOUNDEX 関数で返される値の差を示す整数値を返します。 -
INSERT(string_exp1, start, length, string_exp2) string_exp1 の start から length 文字を削除し、string_exp2 を string_exp1 の start 以降に挿入した文字列を返します。 +
LCASE(string_exp)(ODBC 1.0) string_exp 中の大文字をすべて小文字に変換したものと等しい文字列を返します。 +
LEFT(string_exp, count) string_exp の左端から count 文字を返します。 +
LENGTH(string_exp) string_exp の末尾の空白を除く文字数を返します。 +
LOCATE(string_exp1, string_exp2[, start]) string_exp2 内で string_exp1 が最初に現れる開始位置を返します。string_exp1 が最初に現れる箇所の検索は、string_exp2 内の最初の文字の位置から始まります。ただし、任意指定の引数 start が指定されている場合は例外で、そのときは start の値が示す文字位置から検索が開始されます。string_exp2 内の最初の文字の位置は 1 という値で示されます。string_exp2 内で string_exp1 が見つからなければ、値 0 が返されます。 +
LTRIM(string_exp) string_exp から先頭の空白を除いた文字群を返します。 +
OCTET_LENGTH(string_exp) 文字列式のバイト数を返します。結果は、ビット数を 8 で割った結果以上の最小の整数です。 +
POSITION(character_exp, character_exp) 2 番目の文字式内での最初の文字式の位置を返します。結果は、精度が処理系定義でスケールが 0 である厳密な数値です。 +
REPEAT(string_exp, count) string_exp を count 回繰り返したもので構成される文字列を返します。 +
REPLACE(string_exp1, string_exp2, string_exp3) string_exp1 内で string_exp2 の現れる箇所を探し、それを string_exp3 に置き換えます。 +
RIGHT(string_exp, count) string_exp の右端から count 文字を返します。 +
RTRIM(string_exp) string_exp から末尾の空白を除いた文字群を返します。 +
SOUNDEX(string_exp) string_exp 内の単語の音を表す、データ ソース依存の文字列を返します。たとえば、SQL Server では 4 桁の SOUNDEX コードが、Oracle では各単語の発音表記が返されます。 -
SPACE(count) count 個のスペースで構成される文字列を返します。 +
SUBSTRING(string_exp, start, length) string_exp の start で指定される文字位置から length 文字を取り出した文字列を返します。 +
UCASE(string_exp) string_exp 中の小文字をすべて大文字に変換したものと等しい文字列を返します。 +