浮動小数点数制御ルーチン

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このトピックでは、FPU 状態の制御に使用されるすべてのルーチンと変数の一覧を示します。

ルーチン 説明
System.Math.ClearExceptions 浮動小数点数の例外ステータスをクリアします。
System.Math.GetExceptions アクティブな浮動小数点例外の集合を取得します。
System.Math.GetExceptionMask 現在のハードウェアから例外マスクを返します。
System.Math.GetPrecisionMode FPU の精度制御モードを返します。
System.Math.GetRoundMode 現在の浮動小数点丸めモードを返します。
System.TestSSE サポートされている SSE(ストリーミング SIMD 拡張命令)バージョンを表します。
System.Get8087CW 8087 制御ワードの値を返します。
System.Set8087CW 浮動小数点演算ユニットの制御ワードと、System ユニットで宣言されている System.NoErrMsg 変数を共に設定します。
System.Reset8087CW 8087(FPU)制御ワードを Default8087CW に設定します。
System.SetMXCSR SSE の MXCSR レジスタを設定します。
System.Math.SetExceptionMask 32 ビット Windows プラットフォームの場合は、FPU 制御ワードの例外マスクを設定します。

64 ビット Windows プラットフォームの場合は、SSE 制御ワードの例外マスクを設定します。

System.Math.SetPrecisionMode FPU の精度制御モードを設定します。
System.Math.SetRoundMode 浮動小数点計算の丸めモードを設定します。

メモ: 浮動小数点数の例外モード、丸めモード、精度を変更するには、System.Set8087CWSystem.SetMXCSR_control87, _controlfp ではなく、System.Math.SetExceptionMaskSystem.Math.SetRoundModeSystem.Math.SetPrecisionMode を使用することをお勧めします。


関連項目

コード例