for

提供: RAD Studio
移動先: 案内検索

キーワード(アルファベット順):インデックス への移動


カテゴリ

ステートメント

構文

for ( [<initialization>] ; [<condition>] ; [<increment>] )  <statement>

説明

for 文により、反復型ループを実装します。

<条件> はブロックに入る前に最初に検査されます。

<ステートメント> は、<条件> の値が false である限り、繰り返し実行されます。

  • 初回のループを始める前に <初期化> でループ用変数が初期化されます。
  • 各ループ実行後に <増分> でループ カウンタが繰り上がります。 従って、j++ と ++j は同じ結果となります。

C++ では <初期化> に式または宣言を使用することができます。

for ループ内で宣言した識別子のスコープ有効範囲は制御文の最後です。

for の初期化式で定義された変数のスコープは、その for ブロック内に限られます。 詳細は -Vd オプションの説明を参照してください。

式はすべて任意指定です。 <条件> がない場合、条件は常に true とみなされます。


この例は、for キーワードの使用方法を示しています。

// An example of the scope of variables in for-expressions.

// The example compiles if you use the -Vd option.
#include <iostream>
using std::cout;

int main() 
{
  for (int i = 0; i < 10; i++)
     if (i == 8)
     cout << "\ni = " << i;
  return i;  // Undefined symbol ‘i’ in function main().
}