IBLite および IBToGo のテスト配置ライセンス

提供: RAD Studio
移動先: 案内検索

IBLite および IBToGo のライセンス への移動


RAD Studio には、組み込みアプリケーション開発用に InterBase XE7 ToGo エディションおよび IBLite エディションが含まれています。

開発したマルチデバイス アプリケーションを Windows(32 ビットおよび 64 ビット)、OS X、iOS(32 ビットおよび 64 ビット)、Android のデバイスに配置するときには、ToGo ライセンス(有料)または IBLite ライセンス(無料)を使用することができます。

IBLite ライセンス

IBLite は、InterBase の無料版であり、組み込み可能なデータベースを上記のすべてのデスクトップおよびモバイル プラットフォームに配置するために使用できます。

IBLite ライセンス ファイルを取得する手順は以下のとおりです。

  1. 製品登録ポータルにアクセスします。
  2. ライセンス証明書情報として受け取った Serial Number と登録コードを入力します。
    ProductRegistration.png
  3. [次へ]ボタンをクリックします。
  4. EDN アカウント情報を入力します。
    メモ: EDN アカウントをお持ちでない場合には、Developer Network アカウントのページで作成することができます。
  5. [次へ]ボタンをクリックします。
  6. [登録]ボタンをクリックして、使用許諾ファイルをダウンロードするか電子メールで送信します。
  7. ファイルをマシン上に保存します。
  8. ファイルの名前を reg_iblite.txt に変更し、そのファイルを C:\Users\Public\Documents\Embarcadero\InterBase\redist\InterBaseXE7 ディレクトリにコピーします。


マルチデバイス アプリケーションをデバイス上で実行するには、InterBase IBLite ライセンス ファイルを配置する必要があります。

  1. RAD Studio アプリケーションを開きます。
  2. [プロジェクト|配置]を選択して、配置マネージャを開きます。
  3. 配置マネージャの上部にあるターゲット プラットフォームのドロップダウン リストから[すべての構成 - iOS デバイス - 32 ビット プラットフォーム][すべての構成 - iOS デバイス - 64 ビット プラットフォーム]、または[すべての構成 - Android プラットフォーム]を選択します。
  4. [機能ファイルの追加]DMgrAddFeatFiles.png)を選択します。
    AddingFeaturedFiles.png

  5. 項目[InterBase ToGo]を選択します。
  6. サブ項目[iOSDevice32]、[iOSDevice64]、[Android]を展開します。
  7. reg_ibtogo.txt の項目のチェックをオフにし、reg_iblite.txt ライセンス ファイルが選択されていることを確認します。
    FeaturedFilesReg-Iblite2.png
  8. [OK]をクリックして[機能ファイル]ダイアログ ボックスを閉じます。


RAD Studio のトライアル版では IBLite を使用できません。その代わりに、IBToGo テスト配置ライセンスを使用することができます。

IBToGo テスト配置トライアル ライセンス

IBToGo では、リレーショナル データベースを、Windows(32 ビット、64 ビット)、iOS(32 ビット、64 ビット)、OS X および Android で提供します。 RAD Studio トライアル版(インストール版およびアプリケーション版)には、IBToGo の30日間トライアル ライセンスが付属しています。 IBToGo のトライアル用 Serial Number と登録手順を記載した電子メールがユーザーに送信されます。

IBToGo ライセンス ファイルを取得する手順は以下のとおりです。

  1. 製品登録ポータルにアクセスします。
  2. 電子メールで受け取った Serial Number と登録コードを入力します。
  3. [次へ]ボタンをクリックします。
  4. EDN アカウント情報を入力します。
    メモ: EDN アカウントをお持ちでない場合には、Developer Network アカウントのページで作成することができます。
  5. [次へ]ボタンをクリックします。
  6. [登録]ボタンをクリックして、使用許諾ファイルをダウンロードするか電子メールで送信します。
    DownloadActivationFile.png
  7. ファイルをマシン上に保存します。
  8. ファイルの名前を reg_ibtogo.txt に変更し、そのファイルを C:\Users\Public\Documents\Embarcadero\InterBase\redist\InterBaseXE7 ディレクトリにコピーします。

アプリケーションをデバイスまたは Mac 上で実行するには、InterBase ToGo ライセンス ファイルを配置する必要があります。

  1. RAD Studio アプリケーションを開きます。
  2. [プロジェクト|配置]を選択して、配置マネージャを開きます。
  3. 配置マネージャの上部にあるターゲット プラットフォームのドロップダウン リストから[すべての構成 - iOS デバイス - 32 ビット プラットフォーム][すべての構成 - iOS デバイス - 64 ビット プラットフォーム]、または[すべての構成 - Android プラットフォーム]を選択します。
  4. [機能ファイルの追加]DMgrAddFeatFiles.png)を選択します。
    AddingFeaturedFiles.png

  5. 項目[InterBase ToGo]を選択します。
  6. モバイル プラットフォームの場合、サブ項目[iOSDevice32]、[iOSDevice64]、[Android]を展開します。
    • reg_iblite.txt の項目のチェックをオフにし、reg_ibtogo.txt ライセンス ファイルが選択されていることを確認します。
    FeaturedFilesiOSAndroidDB2.png
  7. [OK]をクリックして[機能ファイル]ダイアログ ボックスを閉じます。

IBToGo テスト配置ライセンスを使用できるのは、開発とテストの用途のみです。IBToGo アプリケーションを AppStore や顧客に配置したい場合には、VAR 契約を結ぶ必要があります。

IBToGo 製品配置ライセンス

InterBase VAR になると、開発した IBToGo アプリケーションをアプリケーション ストアに配置したり、アプリケーションと一緒に InterBase を顧客に再配布することができます。InterBase VAR になるには、Embarcadero に連絡し、営業と OEM 契約を交わす必要があります。

InterBase VAR についての詳細は、次を参照してください。

Serial Number を入手したら、以下の手順を実施します。

  1. [スタート|すべてのプログラム|Embarcadero InterBase XE7]を選択して[ライセンス マネージャ]を開きます。
    LicenseManagerVARLicense2 xe7.png
  2. メニューから[Serial No.|追加]を選択します。
  3. Serial Number を入力します。
  4. [OK]ボタンをクリックします。
  5. 項目[未登録の serial number]を展開します。
    UnregisteredSNsVARLicensing.png
  6. 入力した Serial Number を右クリックし、[登録]オプションをクリックします。
  7. EDN アカウント情報を入力し、[登録]ボタンをクリックします。
    メモ: 複数の Serial Number を受け取っている場合には、Serial Number ごとに上記の手順を繰り返してください。

すべての Serial Number を登録したら、Serial Number ごとに .slip ファイルを要求する必要があります。

  1. .slip ファイルを要求するには、Embarcadero Support のページでサポート案件を作成してください。
  2. 受け取った .slip ファイルを reg_ibtogo.txt という名前で %IBREDISTDIR% ディレクトリに保存します。
  3. モバイル デバイスまたは Mac 上でアプリケーションを実行するのに必要な手順は、IBToGo テスト配置ライセンスの場合と同じです。

古いバージョンの製品からの IBLite および InterBase ToGo の移行

古いバージョンの製品(RAD Studio XE3 ~ XE7)でビルドした InterBase ToGo アプリケーションをお持ちの場合、これら古いバージョンの製品が InterBase XE3 ToGo を使用していたことに注意してください。現在の RAD Studio で InterBase XE3 ToGo ライセンスを使用することはできません。RAD Studio の現在のリリースでは、InterBase XE7 を使用します。そのため、InterBase XE7 ToGo ライセンスの登録とそれを RAD Studio でビルドしたアプリケーションで使用する必要があります。

メモ: InterBase ToGo をインストールする際は、MSVC 2013 ランタイムが必要です。このランタイムは、Windows 7 およびそれ以前のバージョンの Windows ではデフォルトで使用できないため、InterBase ToGo を使用する前にインストールしておく必要があります。必要なファイルは、https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=40784 または Web 上で "Visual Studio 2013 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ" で検索して入手できます。

関連項目