#pragma comment

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構文 (「疑似文法」を参照)

#pragma comment({lib | exestr | user} [ , "STR" ["STR" ...] ])

説明

comment 指令を使うと,コメントレコードを出力ファイルに書き込めます。 コメントの種類は,以下のうちのいずれかになります。

説明

exestr

リンカは指定した文字列を .obj ファイルに書き込む。 その文字列は実行ファイルに入る。 この文字列はメモリにロードされることはないが,ファイル検索ユーティリティを使って実行ファイルから文字列を探し出すことはできる

lib

コメントレコードを .obj ファイルに書き込む。 リンカのレスポンスファイルで指定されていないライブラリモジュールでも,comment lib 指令で指定できる。 リンカは,文字列で示されるモジュール名を最後のライブラリとしてインクルードする。 複数のモジュールがある場合でも,名前を付けておけば目的のモジュールを指定してリンクすることができる

user

コンパイラは指定した文字列を .obj ファイルに書き込む。 リンカは,指定された文字列を無視する