UML モデリングを構成する

提供: RAD Studio
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[オプション]ダイアログ ボックスの[モデリング]オプション ツリーを使用すると、自分の要件に合わせて UML モデリング機能を調整できます。

[モデリング]オプション ツリーには、[表示][レイアウト][印刷][表示管理][全般][ドキュメントの生成][モデル ビュー][ソース コード][シーケンス図の生成]の各ページが含まれています。 これらのページに含まれるオプションを使用して、ダイアグラムの表示やレイアウトや印刷のカスタマイズ、 ダイアグラムに表示される要素の種類の制御、 生成される HTML ドキュメントに含める要素の種類の制御、[モデル ビュー]でのダイアグラム要素の表示方法の制御などを行うことができます。

[モデリング]オプション ツリーには、4 つのサブツリーが含まれています。

  • [ダイアグラム] -- (このサブツリーのオプションは)現在のダイアグラムに適用されます。
  • [プロジェクト] -- 現在のプロジェクトに適用されます。
  • [プロジェクト グループ] -- 現在のプロジェクト グループに適用されます。
  • [デフォルト] -- IDE 全体で使用するデフォルトの[モデリング]オプションを設定します。

この 4 つのサブツリーが[モデリング]オプションの 4 つの階層レベルを構成しています。 レベルの順序は次のようになっています。

  • [デフォルト]が最も上位のレベルです。
  • [プロジェクト グループ][デフォルト]のすぐ下のレベルです。
  • [プロジェクト]は、[プロジェクト グループ]のすぐ下のレベルであり、[デフォルト]の下位レベルでもあります。
  • [ダイアグラム]は最も下のレベルで、他のすべてのレベルの下位レベルとなります。

[ツール|オプション...|モデリング]ダイアログ ボックス」トピックの「モデリング オプションの階層レベル」節も参照してください。


UML モデリング機能をカスタマイズするには:

  1. メイン メニューの[ツール|オプション...]を選択します。 [オプション]ダイアログ ボックスが開きます。
  2. ダイアログ ボックスの左側ペインのオプション ツリーで、[モデリング]ノードを展開します。
  3. [モデリング]オプション ツリーで、カスタマイズしたいオプションのサブツリー(レベル)を、[ダイアグラム][プロジェクト][プロジェクト グループ][デフォルト]の中から選択します。
  4. 選択したサブツリーの中で、カスタマイズしたいオプションのページ(グループ)を、[表示][レイアウト][印刷][表示管理][全般][ドキュメントの生成][モデル ビュー][ソース コード][シーケンス図の生成]の中から選択します。
[ダイアグラム]および[プロジェクト]のサブツリーでは、このうち一部のページしか提供されていません。)
  1. [プロジェクト]および[ダイアグラム]のレベルでは、変更したオプションを適用するプロジェクトまたはダイアグラムを選択します。 これは、[オプション]ダイアログ ボックスで選択したページの上部にある、[プロジェクト]および[ダイアグラム]のオプションを使って選択できます。 オプションに対応する参照([...])ボタンをクリックして、対象とするプロジェクトやダイアグラムを参照します。
  2. 選択したオプションのページで、必要に応じて[モデリング]オプションを選択します。
  3. [OK]をクリックして、変更を適用し、[オプション]ダイアログ ボックスを閉じます。


オプション グループの設定を '親レベル' で確定し、下位レベルでそのグループのオプションを変更できないようにすることができます。

[モデリング]オプションの下位レベルで[モデリング]オプションのグループを変更できないようにするには:

  1. メイン メニューの[ツール|オプション...]を選択します。 [オプション]ダイアログ ボックスが開きます。
  2. [モデリング]ノードをクリックして展開します。
  3. [モデリング]オプション ツリーで、対象となる[モデリング]オプションのレベル(サブツリー)を、[デフォルト][プロジェクト グループ][プロジェクト]の中から選択します。
  1. 選択したサブツリー(レベル)の中で、対象となるオプションのページ(グループ)を、[表示][レイアウト][ドキュメントの生成][モデル ビュー]などの中から選択します。
  2. 選択したページで、[サブレベルの無効化]チェック ボックスをオンにします。
[ダイアグラム]は最も下位のレベルなので、[サブレベルの無効化]チェック ボックスはありません。
選択したレベルより下位の、選択したページに対応するページを開いてみてください。 該当するすべてのページに[上位レベルによって無効化されています]という状態が表示されています。 これは、選択した 親レベル よりも下位のレベルで設定したこのページのオプションはすべて無視され、親レベル で設定したオプションだけが使われることを意味します。


関連項目