アクセラレータ キーとキーボード ショートカットの指定

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アクセラレータ キーを使用すると、ユーザーはキーボードで Alt キーと適切な文字キー(コードでアンパサンド記号の次にある文字)を同時に押すことにより、メニュー コマンドにアクセスできます。メニューでは、アンパサンド記号の次の文字が下線付きで表示されます。

Delphi では、実行時にアクセラレータの重複の有無を自動的にチェックし、重複があれば調整します。これにより、実行時に動的に作成されるメニューにはアクセラレータの重複がなく、しかも、すべてのメニュー項目にアクセラレータを設定することができます。この自動チェックは、メニュー項目の AutoHotkeys プロパティを maManual に設定することにより、無効にすることができます。

アクセラレータを指定するには、該当する文字の前にアンパサンド(&)記号を付け加えます。たとえば、メニュー コマンド Save にアクセラレータ キーとして S を付けるには、「&Save」と入力します。

キーボード ショートカットを使用すると、ユーザーは、メニューを直接使用せずに、ショートカット キーの組み合わせを入力して、アクションを実行することができます。

キーボード ショートカットを指定するには、[オブジェクト インスペクタ]を使用して、ShortCut プロパティの値を入力するか、ドロップダウン リストからキーの組み合わせを選択します。なお、このリストは、入力できる有効な組み合わせの一部にすぎません。

追加したショートカットは、メニュー項目のキャプションの横に表示されます。

警告: アクセラレータ キーとは異なり、キーボード ショートカットの重複は自動的にはチェックされません。そのため、重複がないかどうかを自分で確認する必要があります。

関連項目