イベント ログのオプション

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ツール > オプション... > デバッガ オプション > イベント ログ

このダイアログ ボックスでは、イベント ログの内容、サイズ、および外観を制御できます。

項目 説明

[実行時にログを消去]

各デバッグ セッションの開始時にイベント ログをクリアします。複数のプロセスをデバッグするときにこのオプションを選択すると、最初のプロセスが開始するときにイベント ログ ビューがクリアされます。ただし、既に 1 つ以上のプロセスがデバッグされている最中にプロセスが開始した場合は、イベント ログ ビューはクリアされません。

[制限なし]

イベント ログの長さが制限されません。このチェック ボックスをオフにする場合、イベント ログの最大長を 行数 フィールドで設定します。

[行数]

イベント ログの最大行数を表示します。制限なし チェック ボックスがオンの場合、このオプションは無効です。複数のプロセスをデバッグする場合、この長さは各プロセスではなくイベント ログ全体の行数です。デフォルトは 100 行です。

[スクロールして新しいイベントを表示]

イベント ログのスクロールを制御します。チェック ボックスをオフにすると、新しいイベントの発生に伴ってビューでイベント ログがスクロールすることはありません。デフォルトはオンです。

[イベントにプロセス情報を追加]

各イベントを生成するプロセスのプロセス名およびプロセス ID を表示します。

[ブレークポイント メッセージ]

ブレークポイントまたは First-chance 例外が発生するたびにメッセージをイベント ログに書き込みます。メッセージには、ブレークポイント(パス カウント、状態、ソース ファイル名、および行番号)または例外に関する情報に加えて、デバッグされているプログラムの現在の EIP アドレスが含まれます。デフォルトはオンです。

[プロセス メッセージ]

モジュールがプロセスによってロードまたはアンロードされるときに、プロセスのロードまたは終了ごとにメッセージをイベント ログに書き込みます。デフォルトはオンです。

[スレッド メッセージ]

デバッグ セッション中にスレッドが作成または破棄されるたびにメッセージをイベント ログに書き込みます。デフォルトはオンです。

[モジュール メッセージ]

モジュール(実行可能ファイル、共有オブジェクト、またはパッケージ)がロードまたはアンロードされるたびにメッセージをイベント ログに書き込みます。メッセージには、モジュールの名前、ベース アドレス、およびモジュールにデバッグ情報が含まれているかどうかが含まれています。デフォルトはオンです。

[出力メッセージ]

プログラムまたはそのモジュールの 1 つが OutputDebugString を呼び出すたびにメッセージをイベント ログに書き込みます。デフォルトはオンです。

この設定は、CodeGear Win32 デバッガでのみ使用します。

[ウィンドウ メッセージ]

アプリケーションのウィンドウに送信またはポストされた各ウィンドウ メッセージのメッセージをイベント ログに書き込みます。ログ エントリでは、メッセージ名、パラメータにエンコードされた関連データなど、メッセージについての詳細情報を記録します。プロセスが実行中でデバッガ内で停止していなければ、メッセージはすぐにはログに書き込まれません。デバッガでプロセスを停止する(ブレークポイントの検出または [実行|プログラムの停止] )と、メッセージは即座にイベント ログに書き込まれます。デフォルトはオフです。

この設定は、CodeGear Win32 デバッガでのみ使用します。

[イベント ログ カラーの使用]

メッセージの特定の種類に色を関連付け、イベント ログではその色でメッセージが表示されるようにします。

[前景色]

イベント ログに表示されるテキストに色を設定します。

[背景色]

イベント ログの背景に色を設定します。