クラス エクスプローラのプロパティの作成を自動化する
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[Delphi クラス エクスプローラ]でプロパティの作成を自動化できます。
[プロパティの追加]ダイアログ ボックスで、クラスにプロパティの宣言のコード、および取得アクセサ メソッドと設定アクセサ メソッドのデフォルト実装のコードを追加できます。
プロパティの作成を自動化するには:
- [表示|クラス エクスプローラ] を選択して、[Delphi クラス エクスプローラ]ウィンドウを開きます。
- クラス ビューア ペインで、プロパティを追加するクラスをクリックします。
- コンテキスト メニューで [プロパティの追加...] を選択します。[プロパティの追加]ダイアログ ボックスが表示されます。
- [プロパティ名]に、追加するプロパティ名を入力します。この名前は getter、setter およびフィールドに対するデフォルト名を生成するために使用されます。
- [追加先のクラス]コンボ ボックスで、プロパティを追加するクラスを選択します。デフォルトで、クラス ビューア ペインで現在選択されているクラスが表示されます。ただし、コンボ ボックスのドロップダウン リストから選択して他の利用可能なクラスに変更できます。
- [型]コンボ ボックスで、プロパティ値の型を選択します。コンボ ボックスのドロップダウン リストから事前定義の型の 1 つを選択するか、他の既存の型を入力できます。
- [可視性]グループで、可視性指定子の 1 つを選択します。選択した可視性指定子は作成したプロパティに適用されます。
- [リーダー]と[ライター]コンボ ボックスで、プロパティ値を読み書きするために使用されるフィールドやメソッドを指定します。指定したプロパティ名に基づいたデフォルト名が表示されます。ただし、コンボ ボックスのドロップダウン リストから選択して、または明示的に入力して他の利用可能なメソッドに変更できます。
警告: [リーダー]と[ライター]コンボ ボックスで既存メソッドを選択するときは注意してください。選択したメソッドに既に実装コードがある場合は、その実行コードは警告なく削除されます。
- [フィールドを作成]チェック ボックスをオンにして、プロパティ値を格納するフィールドを作成します。
- [OK]をクリックします。プロパティ宣言のコードと指定した取得アクセサ メソッドと設定アクセサ メソッドのデフォルト実装のコードは、指定したクラスに挿入されます。