コンポーネント開発者用インターフェイスの定義

提供: RAD Studio
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クラスの一部を protected として宣言すると、その部分はそのクラス自体と下位クラス(および同じユニット ファイルに含まれる他のクラス)にしか見えなくなります。

protected 宣言を使用すると、クラスにコンポーネント開発者用のインターフェイスを定義することができます。アプリケーション ユニットは protected 部分にアクセスできませんが、派生クラスはアクセスできます。そのため、コンポーネント開発者は、アプリケーション開発者に詳細を公開することなく、クラスの動作を変更できます。

メモ: イベント ハンドラから protected メソッドにアクセスしようとする間違いをよく見かけます。通常、イベント ハンドラはフォームのメソッドであり、イベントを受け取るコンポーネントのメソッドではありません。そのため、コンポーネントの protected メソッドにアクセスすることができません(コンポーネントがフォームと同じユニット内で宣言されている場合を除きます)。

関連項目