ファイルの削除
ファイルの操作 への移動
ファイルを削除すると、そのファイルがディスクから消去され、エントリがディスクのディレクトリから削除されます。削除されたファイルの復元に相当する操作はないため、アプリケーションでは通常、ファイルを削除する前にユーザーがその確認を行えるようになっていなければなりません。
ファイルを削除するには、以下のように、そのファイルの名前を DeleteFile 関数に渡します。
DeleteFile(FileName);
C++Builder でファイルを削除するには、stdio.h の remove または _wremove 関数か、winbase.h の DeleteFile 関数のどちらかを使用します。
DeleteFile は、ファイルが削除された場合は true を返し、(たとえば、ファイルが存在しなかったり読み取り専用であったために)ファイルが削除されなかった場合は false を返します。DeleteFile は、FileName で指定されたファイルをディスクから削除します。