フォームからデータ モジュールへのアクセス

提供: RAD Studio
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フォーム上のビジュアル コントロールをデータ モジュールと関連付けるには、まず、データ モジュールをフォームの uses 句に追加する必要があります。次のようにいくつかの方法があります。

  • コード エディタでフォームのユニット ファイルを開き、データ モジュールの名前を interface セクションの uses 句に追加します。
  • フォームのユニット ファイルをクリックし、[ファイル|ユニットを使う...]を選択して、モジュールの名前を入力するか[使用するユニット]ダイアログのリスト ボックスから選択します。
  • データベース コンポーネントの場合には、データ モジュールでデータセット コンポーネントまたはクエリ コンポーネントをクリックしてフィールド エディタを開き、エディタからフォームへ既存のフィールドをドラッグします。モジュールをフォームの uses 句に追加するかを確認するメッセージが IDE から表示され、その後、フィールド用のコントロール(編集ボックスなど)が作成されます。

たとえば、データ モジュールに TClientDataSet コンポーネントを追加した場合、それをダブルクリックするとフィールド エディタが開きます。フィールドを選択してフォームにドラッグします。編集ボックス コンポーネントが表示されます。

データ ソースがまだ定義されていないため、Delphi によって新しいデータ ソース コンポーネント DataSource1 がフォームに追加され、編集ボックスの DataSource プロパティが DataSource1 に設定されます。データ ソースの DataSet プロパティは、データ モジュール内のデータセット コンポーネント ClientDataSet1 に自動的に設定されます。

フィールドをフォームにドラッグするに、TDataSource コンポーネントをデータ モジュールに追加することでデータ ソースを定義することも可能です。そのデータ ソースの DataSet プロパティを ClientDataSet1 に設定します。フィールドをフォームにドラッグしたときに表示される編集ボックスは、TDataSource プロパティが既に DataSource1 に設定されています。こちらの方が、データ アクセス モデルがすっきりします。

関連項目