マルチデバイス アプリケーションの配置

提供: RAD Studio
移動先: 案内検索

マルチデバイス アプリケーション への移動


RAD Studio において、配置という言葉は 2 つの異なる意味で使われます。

  • 配置とは、デバッガでマルチデバイス アプリケーションを実行するときに IDE によって自動的に実行される、必須のステップです。
    マルチデバイス アプリケーションを実行またはデバッグすると、アプリケーションはターゲット プラットフォームに配置されます。
  • 配置とは、完成したプロジェクトの配信を成功させる最後のステップです。
    配置マネージャを使用して、アプリケーションを含むパッケージを生成することができます。[プロジェクト|配置]をクリックしてください。

OS X プラットフォームへのアプリケーションの配置

OS X アプリケーションを実行またはデバッグするたびに、動作するターゲット プラットフォームにアプリケーションが配置されます。 配置対象のファイルは、デフォルトで、実行中のプラットフォーム アシスタントのスクラッチ ディレクトリに置かれます。

完了した OS X アプリケーションを配置する準備ができたとき、必要なファイルをまとめてグループ化するときに配置マネージャを使用することが推奨方法です。 配置対象の OS X アプリケーションは、実行可能ファイルだけではなく、一連のオブジェクト ファイルや共有ライブラリ(.dylib)を含みます。

iOS プラットフォーム用アプリケーションの配置

iOS アプリケーションを実行またはデバッグするたびに、Mac にアプリケーションが配置されます。配置対象のファイルは、デフォルトで、実行中のプラットフォーム アシスタントのスクラッチ ディレクトリに置かれます。その後、プラットフォーム アシスタントによって、Mac に接続された iOS デバイス上または iOS シミュレータ上でアプリケーションが実行されます。

完成した iOS アプリケーションを配置する準備ができたら、必要なファイルをまとめてグループ化するときには配置マネージャを使用することをお勧めします。

選択したプラットフォーム構成[アドホック]または[アプリケーション ストア]で、iOS アプリケーションをビルドすると、アプリケーションはアドホック配布用か、アプリケーション ストア配布用に配置されます。

詳細については、以下を参照してください。

Android プラットフォーム用アプリケーションの配置

Android アプリケーションを実行またはデバッグするたびに、Android デバイスにアプリケーションが配置されます。 RAD Studio はユーザーのアプリケーションを含むパッケージを生成し、パッケージをターゲット デバイスにコピーします。さらにこのパッケージをインストールして実行します。

完成した Android アプリケーションを配置する準備ができたら、必要なファイルをまとめてグループ化するときには配置マネージャを使用することをお勧めします。

選択したプラットフォーム構成[アプリケーション ストア]で、Android アプリケーションをビルドすると、Google PlayAmazon などのアプリケーション ストアにアップロードできる、署名済みアプリケーション パッケージとして配置されます。

詳細は、「署名済み Android アプリケーションの配置」を参照してください。

関連項目