変数式を変更する
操作手順:デバッガを使用する への移動
変数やデータ構造の項目を評価した後で、その値を変更することができます。デバッガで値を変更した場合、その変更が有効なのは、プログラムのその実行の間だけです。[評価/変更]ダイアログ ボックスで行った変更がソース コードやコンパイル済みのプログラムに影響することはありません。永続的な変更を行うには、コード エディタでソース コードを変更し、それからプログラムを再コンパイルする必要があります。
式の値を変更するには:
- [実行|評価/変更...]を選択します。
- [評価する式]編集ボックスで式を指定します。コンポーネントのプロパティを変更する場合は、
this.button1.Height
やSelf.button1.Height
のように、プロパティ名を指定します。 - [新しい値]編集ボックスに値を入力します。この式を評価した結果は、代入先の変数と代入互換でなければなりません。一般に、この代入によってコンパイル エラーや実行時エラーが発生する場合、変更値が有効ではありません。
- [変更]を選択します。新しい値が[結果]ボックスに表示されます。[変更]を選択した後で変数の変更を元に戻すことはできません。ただし、前の値を[評価する式]ボックスに入力して式をもう一度変更することで、値を元に戻すことは可能です。
メモ: 個々の変数や配列またはデータ構造の個々の要素を変更することはできますが、配列全体やデータ構造全体の内容を 1 つの式で変更することはできません。
警告: 値(特にポインタの値や配列のインデックス)を変更することで好ましくない結果になることがあります。他の変数やデータ構造を上書きする可能性があるためです。デバッガでプログラムの値を変更する際には注意してください。
関連項目
- [評価/変更]ダイアログ ボックス