[データ エクスプローラ]

提供: RAD Studio
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接続の新規追加、変更、削除、名前の変更を行います。[データ エクスプローラ]は、IDE ウィンドウの右上に、[プロジェクト マネージャ][モデル ビュー]のタブと一緒に表示される、タブ ペインです。

[データ エクスプローラ]は、dbExpress またはFireDAC 接続タイプを使用するデータベースに対応しています。

[データ エクスプローラ]では、テーブル、フィールド、ストアド プロシージャ定義、ストアド関数、トリガ、インデックスなど、データベース サーバー固有のスキーマ オブジェクトを参照できます。FireDAC データベースでは、主キー、外部キー、ジェネレータも表示します。

[データ エクスプローラ]には利用可能なデータベースの種類(DATASNAP、MYSQL など)の一覧が表示され、それに対して、コンテキスト メニューを使ってアクセスしたりさまざまな操作を行うことができます。[データ エクスプローラ]では、データベース接続を簡単に作成し管理することができます。また、データソースからプロジェクトにデータをドラッグ アンド ドロップすることで、データベース アプリケーションをすばやく構築できます。

[データ エクスプローラ]で使用できるコマンドは、ツリー ビューでどのようなオブジェクトを選択したかによって変わります。関連するコンテキスト メニュー コマンドを表示するには、以下の種類のノードを右クリックしてください。

  • プロバイダの種類(DATASNAP、ODBC、ASA、ASE など)
  • プロバイダ接続
  • テーブル ノード
  • 個々のテーブル
  • 個々のビュー
  • 個々のストアド プロシージャ
  • 個々のストアド関数
  • シノニム
ヒント: 64 ビット Windows オペレーティング システムを使用していて、その 64 ビット マシン上のコントロール パネルでデータソースを作成している場合には、64 ビット データソースを定義することになります。RAD Studio IDE は 32 ビット アプリケーションなので、そこでは当然 32 ビット データソースが必要です。そのため、64 ビット マシンでは、c:\Windows\SysWOW64\odbcad32.exe にある 32 ビットの ODBC データソース管理機能(ODBC Data Source Administrator)を実行して、このデータソースを作成する必要があります。

プロバイダ タイプのコマンド

DataSnap、DB2、Interbase などプロバイダ タイプのノードを選択すると、以下のコマンドを使用できます。

項目 説明

[更新]
(dbExpress のみ)

選択したプロバイダに定義されているすべての接続を再初期化します。

[新規接続を追加]

[データ エクスプローラ]に新規接続を追加します。

個々のプロバイダのコマンド

個々のプロバイダ接続のノードを選択すると、以下のコマンドを使用できます。

項目 説明

[更新]

選択したプロバイダに定義されているすべての接続を再初期化します。

[接続の削除]

現在の接続を削除します。

[接続の変更]

エディタで該当する値を変更します。

[接続を閉じる]

現在の接続を閉じます。

[接続名の変更]

指定した接続に新しい名前を付けます。

[SQL ウィンドウ](dbExpress のみ)

アクティブ クエリ ビルダ が開きます。これは、タブになったページコード エディタ で SQL 文を作成し編集するための、タブになったページです。この SQL ウィンドウを使用して、SQL 文の作成、編集、および実行が行えます。SQL を実行すると、結果はそのページの下の部分に表示されます。アクティブ クエリ ビルドの使い方の詳細については、http://www.activequerybuilder.com/hs15.html を参照してください。

テーブル ノードのコマンド

接続の [テーブル] ノードを選択すると、以下のコマンドを使用できます。

項目 説明

[更新]

選択したプロバイダに定義されているすべての接続を再初期化します。

[テーブルの新規作成]
(dbExpress のみ)

コード エディタでのテーブル設計のため、タブになっている [データ エクスプローラ]ページを開きます。この[テーブル設計]ページを使用して、新しいテーブルのデータ構造を指定できます。[テーブル設計]ページでは、列の追加や削除、列情報の変更ができます。[テーブル設計]ページでは、列名、データ型、精度、スケール、および null 値可能(その列は null 値を取り得るか)といった列情報を変更できます。ページを右クリックして[テーブルの保存]を選択すると、新しいテーブルがデータベースに追加されます。

個々のテーブルのコマンド

個々のテーブルを選択すると、以下のコマンドを使用できます。

項目 説明

[更新]

選択したプロバイダに定義されているすべての接続を再初期化します。

[テーブルの削除]
(dbExpress のみ)

選択したテーブルとそのすべてのデータをデータベースから削除します。

[テーブルの変更]
(dbExpress のみ)

コード エディタでのテーブル設計のため、タブになっている[データ エクスプローラ]ページを開きます。この[テーブル設計]ページを使用して、既存のテーブルのデータ構造を変更できます。[テーブル設計]ページでは、列の追加や削除、列情報の変更ができます。[テーブル設計]ページでは、列名、データ型、精度、スケール、および null 値可能(その列は null 値を取り得るか)といった列情報を変更できます。変更を加えると、[テーブル設計]ページを閉じる前に保存するかどうかを確認するオプションが表示されます。

[同様のものを新規作成]
(dbExpress のみ)

元のテーブルと同様のテーブルを新規作成します。[変更]コマンドも機能しますが、この場合、変更内容を保存する際に新しいテーブルに名前を指定する必要があります。

[表示]

コード エディタでのストアド プロシージャのパラメータ データの参照と編集のため、タブになっている[データ エクスプローラ]ページを開きます。ストアド プロシージャは、このページから実行することも可能です。

ビューのコマンド

個々のビューを選択すると、以下のコマンドを使用できます。

項目 説明

[更新]

選択したプロバイダに定義されているすべての接続を再初期化します。

[表示]

コード エディタ[データ エクスプローラ]ページが開き、選択したビューのデータが表示されます。[データ エクスプローラ]ページでは、データの並べ替えと変更ができますが、変更はデータベースには保存されません。

ストアド プロシージャ コマンド

個々のストアド プロシージャを選択すると、以下のコマンドを使用できます。

項目 説明

[更新]

選択したプロバイダに定義されているすべての接続を再初期化します。

[表示]

コード エディタでのストアド プロシージャのパラメータ データの参照と編集のため、タブになっている[データ エクスプローラ]ページを開きます。ストアド プロシージャは、このページから実行することも可能です。


関連項目