［ビットマップ スタイル デザイナ］を使用してスタイルを作成する
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新規ビットマップ スタイルを［ビットマップ スタイル デザイナ］で作成する方法を次の手順で説明します。
- ［ビットマップ スタイル デザイナ］を開きます（［ツール｜ビットマップ スタイル デザイナ］）。
- ［ファイル｜新規作成］を選択します。
- オブジェクト ツリー（［ビットマップ スタイル デザイナ］の左パネル）には、次のカテゴリが表示されます。
- ［Objects］（オブジェクト）
- ［Images］（画像）
- ［Fonts］（フォント）
- ［Colors］（色）
- ［SysColors］（システム色）
- 中央のパネルに表示されるのは、オブジェクト ツリーで選択したコントロールの表現です。
- ［インスペクタ］パネル（右パネル）には、選択したコントロールの各プロパティが表示されます。
- オブジェクト ツリーの［Objects］をクリックすると、スタイルを設定できるコントロールのリストが表示されます。
- 各コントロールには、設定可能な部分と状態のセットがあります。 たとえば、［CheckBox］オブジェクトには、［Unchecked］、［Checked］、および［Mixed］状態があり、各状態に適切な外見を選択できます。
- オブジェクト ツリーの［Images］をクリックすると、ユーザーのスタイルを定義するために使用できるビットマップが表示されます。 次のボタンでビットマップのリストを管理します。
- ［追加］
- ［削除］
- ［更新］
- ［エクスポート］
- コントロールの特定部分や状態の外見を選択するには、［インスペクタ］パネルの対応する各プロパティを設定します。
- たとえば、進捗バーに対する画像のスタイル部分の場所やサイズを変更するには、オブジェクトのリストから［ProgressBar］を選択し、［BarHorz］を選択してから、［インスペクタ］にある［Bitmap］をクリックします。 新規ダイアログ ボックスが表示されます。 リスト ボックスから使用する画像を選択すると、左側に表示されます。 水平進捗バーとして表示する四角形を選択します。画像を左クリックして左上隅を選択、右クリックして右下隅を設定します。
- オブジェクト ツリーの［Fonts］をクリックすると、コントロールの部分や状態に使用する、利用可能なフォントのリストが表示されます。
- たとえば、［RadioButtonTextPressed］は、ラジオ ボタンをクリックしたときのテキストの外見を定義します。 ［変更...］をクリックすると、フォントを変更でき、フォントの色だけを変更するには、［色の変更...］をクリックします。 このリストにあるフォントの色にプログラムでアクセスするには、StyleServices.GetStyleFontColorを呼び出します。
- オブジェクト ツリーの［Colors］をクリックすると、現在のスタイルで使用される基本の色のリストが表示されます。 色には次の 2 つのカテゴリがあります。
- 第 1 のカテゴリには、画像から直接レンダリングされるコントロール部品に使用される色が含まれています。 この場合、色項目には、基となる画像の色にアクセスする手段が用意されています。 たとえば、［Window］項目では、フォームの背景の色を指定します。
- なお、この色を変更してもコントロール部品のレンダリング方法には影響がなく、その色にプログラムでアクセスする方法にすぎないことに注意してください。 これを行うには、StyleServices.GetStyleColor を呼び出します。
- たとえば、フォームの背景で使用される色を取得するには、StyleServices.GetStyleColor(scWindow) を呼び出します。
- 第 2 のカテゴリには、実行時にコードでレンダリングされるコントロール（［Panel］、［ListBox］、［Grid］など）に使用される色が含まれています。 この場合、色のリストにある色を変更すると、コントロールの外見が変わります。
- 第 1 のカテゴリには、画像から直接レンダリングされるコントロール部品に使用される色が含まれています。 この場合、色項目には、基となる画像の色にアクセスする手段が用意されています。 たとえば、［Window］項目では、フォームの背景の色を指定します。
- オブジェクト ツリーの［SysColors］をクリックすると、現在のスタイルに使用される、システム色（同等）のリストが表示されます。 システム色には、システム色定数に対するスタイルの色に同様な色を取得する方法が用意されています。
- たとえば、ユーザーのコードで clBtnFace を使用してコントロールをレンダリングする場合、StyleServices.GetSystemColor(clBtnFace) を呼び出して、コントロール スタイルを有効にします。
- ［スタイル｜テスト］を選択するか、F9 キーを押して、異なるコントロールに対する独自のスタイルのサンプルを確認します。