E0003 'アドレス' (ポート 'ポート番号') への接続に失敗しました

提供: RAD Studio
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プラットフォーム アシスタント サーバーのエラー:インデックス への移動


プラットフォーム アシスタント サーバーへの接続用に指定された接続データが、実行中のサーバーのインスタンスを指していません。

RAD Studio がプラットフォーム アシスタントに接続するには、プラットフォーム アシスタント サーバーのインスタンスがリモート システム(Mac など)でインストールおよび実行されていて、リモート システムと開発用システムの両方が共通のネットワークに接続されていなければなりません。プラットフォーム アシスタントのインストールおよび実行の方法は、「プラットフォーム アシスタント サーバー アプリケーション: PAServer」を参照してください。

プラットフォーム アシスタントがリモート システム上で既に動作している場合には、次の確認を行ってください。

  • 指定した IP アドレス(エラー メッセージの '<アドレス>')が正しいかを確認します。そのためには以下のいずれかのコマンドを実行します。
    • i(プラットフォーム アシスタント サーバー コンソール)
    • ifconfig(Mac の[ターミナル]ウィンドウ。ただし、プラットフォーム アシスタント サーバーが Mac 上で動作している場合)
    • ipconfig(PC のコマンド ウィンドウ。ただし、プラットフォーム アシスタント サーバーが PC 上で動作している場合)
  • 指定したポート番号(エラー メッセージの '<ポート番号>')が正しいかを確認します。デフォルト ポートは 64211 です。カスタム ポートを指定した場合には、プラットフォーム アシスタント サーバー コンソールで p コマンドを実行して、プラットフォーム アシスタントが使用しているポート番号を調べます。
  • 指定したパスワードが正しいかを確認します。指定したパスワードが無効な場合には、エラー メッセージの先頭に "TBXError: リモート エラー: 認証マネージャがユーザー資格情報を受け付けませんでした。" と表示されます。

このような接続情報のいずれかが正しくない場合には、プラットフォーム アシスタント クライアントを呼び出すときに正しい値が使用されるように修正します。RAD Studio で接続情報を修正するには、[ツール|オプション...|環境オプション|接続プロファイル マネージャを選択し、対象の接続プロファイルの情報を更新して[OK]をクリックします。詳細は、「開発用 PC で接続プロファイルを作成およびテストする」を参照してください。

コマンド ラインでプラットフォーム アシスタント クライアントを使用している場合には、指定した接続プロファイル名が間違っている可能性があります。RAD Studio で[ツール|オプション...|環境オプション|接続プロファイル マネージャを選択して接続プロファイルを表示し、コマンド ラインで指定した名前がいずれかの接続プロファイルと一致していることを確認してください。

それでも同じエラー メッセージが出力される場合には、開発用システムがリモート システムにネットワーク アクセスできていない可能性があります。

関連項目