macOS の公証
macOS 64 ビット アプリケーションを公証するには、次のステップに従います:
- Apple ID サイトでの公証に使用するアプリケーション固有のパスワードを作成します。
- パスワードを 'myPassword'、Apple ID を 'myAppleID' とします。
- Xcode または Apple Developer サイトを使用して、デベロッパ ID 証明書を作成します。
- 証明書を myDeveloperIDCertificate とします。
- IDE でアプリケーションを作成します。
-
- アプリケーションを作成(このアプリケーション名は myApp とします)。
- Mac マシンへの接続プロファイルを作成(この接続プロファイルを myMac と呼びます)。
- ターゲット プラットフォームを [macOS 64 ビット] に設定。
- ターゲット プラットフォームの構成を Developer ID に設定。
- 接続プロファイルを myMac に設定。
-
- [プロジェクト|オプション...|配置|プロビジョニング]と移動し、次を行います:
-
- [ビルド タイプ] を [macOS 64 ビット - Developer ID] に設定。
- [Apple ID] を入力。
- [アプリ固有のパスワード] を入力。
- [Developer ID 証明書] の完全名を入力。
- 必要に応じて、[公証付アプリケーションにチケットを添付してオフラインで実行できるようにする]を選択。
-
- [実行]または[デバッガを使わずに実行]をクリックするか、[プロジェクト|ビルド]、そして [プロジェクト|配置]に移動します。
注意:
- 公証後にアプリケーションがクラッシュするのを回避するため、macOS の公証は、[署名されていない実行可能メモリの資格を許可する]が有効になっている必要があります。
- 「公証ステータスの確認」フェーズで提供された UUID が見つからなかったことを示す Apple サービス エラーが表示された場合、NotarizationInfoDelay 値が増加します。
NotrizationInfoDelay 値を増加するには、<bds>\bin\codegear.deployment.targets に移動し、NotarizationInfoDelay="20" を検索し、その NotarizationInfoDelay の値を 20 秒以下に変更します。
- 「公証」するフェーズにおいて、公証が -itc_provider が複数のプロバイダ内で識別するために必要である旨を示すメッセージと共に失敗した場合、追加のパラメータをアプリ公証コマンドに渡します。