ビルド イベントを作成する
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[ビルド イベント]ダイアログ ボックスで、ビルド処理の各段階で必要になるイベントとコマンドを指定できます。プロジェクトの種類により、ビルド後、リンク前、およびビルド前の段階で実行する必要があるコマンド リストを指定できます。[ビルド イベント]ダイアログ ボックスで、これらの段階のいずれに対してもイベントを有効(無効)にできます。
ビルド イベントとコマンドのリストを作成するには:
- [プロジェクト|オプション...|ビルド イベント]を選択します。
- ビルド イベントとコマンドを追加する、ビルド段階を特定します。以下のいずれかを選択できます。
- [ビルド後イベント]
- [ビルド前イベント]
- [リンク前イベント]
- 対象のビルド段階に対して、次のとおりイベントを有効にし、使用するすべてのコマンドを入力します。
- コマンド: 対象のビルド段階にコマンド シェルで処理するビルド コマンドを入力します。コマンドを入力する方法は、2 種類あります。
- [ビルド イベント]ダイアログ ボックスの[コマンド]入力フィールドに直接コマンドを入力します。
- [ビルド イベント コマンド]ダイアログ ボックス(<順序つきリスト> ダイアログ ボックス)で利用できる、便利なマクロ リストと大きい編集フィールドを使用します。
- [ビルド イベント コマンド]ダイアログ ボックスを開くには、[コマンド]入力フィールドをダブルクリックするか、フィールドをクリックすると表示される参照([...])ボタンをクリックします。[ビルド イベント コマンド]ダイアログ ボックスの上部で独自のコマンド文字列を編集できます。
- コマンドを構成するのは、有効な DOS コマンド、
copy $(<出力パス>) c:\Built\$(<出力名>)
などです。 - 1 行に 1 コマンドを入力できます(各コマンドの後で、
Return
キーを押す)。アンパーサンド(&)で区切ってコマンドを続けることもできます。 - 定義されているマクロをコマンド(OUTPUTDIR など)に追加するには、[ビルド イベント コマンド]ダイアログ ボックスの下部にある、[マクロ]リストにあるマクロ名をダブルクリックします。
- イベント: ビルド段階に対して特定のイベントを有効にします。
- [エラー時にキャンセル] - エラーが発生した場合にビルドを取り消します。[True]または[False]を選択します。
- [実行するタイミング]([ビルド後イベント]のみでサポート) - 指定したコマンドを実行する時期を指定します。次のいずれかを選択します。
- [常時](ビルドするたびに、ビルド後にコマンドを実行する必要がある)
- [ターゲットが古くなった場合](プロジェクトが変更されたときだけコマンドを実行する)
- コマンド: 対象のビルド段階にコマンド シェルで処理するビルド コマンドを入力します。コマンドを入力する方法は、2 種類あります。
- コマンドを入力し、各段階でイベントを有効にした後に、[OK]をクリックします。
ビルドを実行すると、[メッセージ]ビューの[出力]タブにコマンドと結果が表示されます。