共有コントラクトを使用したコンテンツの共有
VCL への移動
共有コントラクトの機能を使って、Windows アプリケーションとコンテンツを共有することができます。RAD Studio には、アプリケーションを共有ソースとして設定できる共有コントラクト API が実装されています。共有ターゲットはネイティブ Windows アプリケーションでなければなりません。
RAD Studio での共有コントラクトの実装では、TSharingContract コンポーネントを使用するか独自の TCustomSharingContract コンポーネントを実装することにより、共有コントラクト機能を利用できます。
次のように、共有コントラクトを使って共有できる多数のプロパティがあります。
- DataTitle と Description では、サイドバーに表示されるタイルのタイトルと説明をそれぞれ指定します。
- ImageFile を使用すると、共有する画像を指定できます。OnTransferImage イベントのカスタム イベント ハンドラを用意することもできます。このイベント ハンドラでは、ターゲット アプリケーションに任意のストリームを渡すことができます。
- 他のプロパティを使用すると、さらに多くの情報をターゲット アプリケーションと共有することができます。共有コントラクトの詳細については、Vcl.ShareContract の API ドキュメントや、Windows デベロッパー センターの記事「Guidelines for sharing content(コンテンツの共有のガイドライン)」および「DataPackage class(DataPackage クラス)」を参照してください。