単一レコードを表示する

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多くのアプリケーションでは、一度に、1 レコードについての情報を提供したい場合もあるでしょう。たとえば、受注登録アプリケーションでは、現在他にどんな注文が記録されているか示すことなく、1 つの注文についての情報だけを表示するでしょう。この情報はおそらく、注文データセット内の 1 レコードからきています。

1 レコードを表示するアプリケーションは通常、読みやすく分かりやすいものです。なぜなら、すべてのデータベース情報が、同じものについて(上のケースでは、同じ注文)だからです。これらユーザー インターフェイス内のデータ対応コントロールは、1 つのデータベース レコードからの 1 つのフィールドを表します。ツール パレット の[データ コントロール]カテゴリでは、さまざまな種類のフィールドを表すために、幅広いコントロールの選択肢を提供しています。これらコントロールは大抵、ツール パレット上から利用できる他のコントロールのデータ対応版です。たとえば、Vcl.DBCtrls.TDBEdit コントロールは、標準 TEdit コントロールのデータ対応版で、ユーザーはこれでテキスト文字列を参照および編集することができます。

どのコントロールを使用するかは、フィールドに格納されるデータの種類(テキスト、書式付きテキスト、グラフィック、論理情報など)によります。 次のトピックでは、これらコンポーネント群について、より詳しく説明しています:

関連項目