画面解像度と色深度
デスクトップのサイズとコンピュータ上で利用可能な色の数はインストールされているハードウェアの種類によって，設定変更できます。これらの属性は，開発用コンピュータの場合と，配布先コンピュータの場合では，異なる可能性があります。
画面環境の変化に対してアプリケーションの外観（ウィンドウ，オブジェクト，およびフォントサイズ）を調整するには，以下の 3 つの方法があります。
- ユーザーが使用できる最小の画素構成（通常は 640×480 ピクセル/96 DPI）に合わせて画面デザインを設計する。画面に合わせてオブジェクトの大きさを変更するような特別な作業は行わない。そのため，画素数が多くなる（画面が広くなる）につれて，オブジェクトは視覚的に小さく表示される
- 画素数のことは考慮せずに画面デザインを設計し，実行時に，設計時の解像度と実行時の解像度が比例するように，フォームとすべてのビジュアルコントロールのサイズを画面解像度の違いの比率に合わせて調整する
- 画素数のことは考慮せずに画面デザインを設計し，実行時に，フォームのサイズだけを変更する。フォームにビジュアルコントロールが配置されている場合には，フォーム上のすべてのコントロールを表示させるためには，ユーザーにスクロールしてもらう必要が発生する場合がある
このセクションでは次のことを説明します。