ADO データセットの利用

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ADO データセットコンポーネントは,ADO レコードセットオブジェクトをカプセル化します。このデータセットは,「データセットについて」で説明しているデータセットの共通機能を継承しており,ADO を使用してその機能を実装できます。ADO データセットを使用するには,この共通の機能について理解しておく必要があります。

データセットが共通に持っている機能に加えて,すべての ADO データセットには,以下の処理のためのプロパティ,イベント,およびメソッドが追加されています。

ADO データセットには以下の 4 種類があります。

メモ:  ADO を使ってデータベース情報にアクセスするときに,カーソルを返さない SQL コマンドを表す目的であれば,TADOQuery などのデータセットを使用する必要はありません。このような場合は,データセットではなく単純なコンポーネントの TADOCommand を使用することができます。TADOCommand の詳細は,「コマンドオブジェクトの使い方」を参照してください。

関連項目