Android サービスのワークフロー開発

提供: RAD Studio
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RAD Studio では、Android 64 ビット ターゲット プラットフォームのサポートを追加する際に、Android サービスの次の開発ワークフローを推奨しています:

  • 既存のアプリケーションにすでに追加されている Android サービスを削除します。
このステップは Android サービスに関連するネイティブ ライブラリ(libProxyAndroidService.so や libMyService)の 64 ビット フレーバーを、アプリケーション プロジェクトの配置リストに追加するのに必須です。
  • Android サービスを一度だけアプリケーションに追加します。
Android 32 ビットおよび Android 64 ビット ターゲット プラットフォームは、ネイティブ ライブラリの配置において、Android サービスをお互いに共有することに注意してください。 その結果、同じ Android サービスを、両 Android ターゲット プラットフォームに追加することができません。

64 ビット ターゲット プラットフォームで作業時の次の状況を考えてみましょう:

  • 既存のアプリケーションがあり、前の製品リリースを使用して Android サービスをそれに追加した場合:
    • Android サービスを Android 32 ビット ターゲット プラットフォームから削除する必要があります。
    • Android サービスを Android 32 ビット ターゲット プラットフォームから削除した後、Android サービス用の Java ライブラリも削除することを忘れないでください。
    • 各 Android サービスにつき、1 つの Java ライブラリを追加します。つまり、Android 32 ビット ターゲット プラットフォームのライブラリ ノード以下に、同じ Java ライブラリが重複してリストされるのを避けなければなりません。 そうでなければ、FireMonkey アプリケーションはビルドに失敗します。
  • 新しいアプリケーションを作成するか、既存のアプリケーションから Android サービスの削除を完了したら、次を検討します:
    • Android 32 ビット プラットフォームの場合、次のステップに従います:
      • MyService プロジェクトの場合:
        • Android 32 ビットをアクティブ ターゲット プラットフォームとして選択します。
        • サービスをビルドします。
      • MyApplication プロジェクトの場合:
        • Android 32 ビットをアクティブ ターゲット プラットフォームとして選択します。
        • [新規 Android サービスの追加]ダイアログで、[プロジェクトの基底パスからファイルを自動的に検索する]オプションを選択します。
        • [次へ >]を押します。
        • MyService Android サービスの基底パスを選択します。
        • [次へ >]を押します。
        • [完了] を押します。
        • アプリケーションをビルドします。
    • Android 64 ビット プラットフォームの場合、次のステップに従います:
      • MyService プロジェクトの場合:
        • Android 64 ビットをアクティブ ターゲット プラットフォームとして選択します。
        • サービスをビルドします。
      • MyApplication プロジェクトの場合:
        • Android 64 ビットをアクティブ ターゲット プラットフォームとして選択します。
        • アプリケーションをビルドします。

関連項目